飲食店は人手不足で悩んでいるお店が多いと思います。
それを解消するためにまず求人をかけ、新しく入った従業員を教育する。
もし辞めてしまえばまた求人、教育を繰り返さなければいけない。
従業員がすぐに辞めてしまうお店であればこの労力は相当なものです。
そうならないためにも僕は夫婦経営をオススメしています。
夫婦2人で経営すれば基本的に求人関係の労力が少なくなるからです。
詳しくはこちらです 配偶者と働くメリット
しかし結婚しておらず人を雇うのにも抵抗がある。
こんな方にオススメしたいのが1人経営です。
今回は1人経営のメリットについて書いてみます。
初期投資が少なくなりやすい
新規開業の飲食店の半分が2年以内に廃業している。というデータがありますが
これは初期投資をかけすぎているのが原因の1つとしてあげられます。
その点1人経営であれば初期投資が少なくなりやすいです。
なぜなら1人でするために通常より狭い店舗で大丈夫だからです。
狭い店舗ということは家賃も安くなりやすいので必然的に敷金や礼金といった物件取得費も下がることになります。
物件取得費はだいたい家賃の10ヶ月はかかってくるのでそれだけで数十万の初期費用が減らせれます。
また家賃が安いのは今後経営をしていく上でも有利ですよね。
そして店舗が狭いと内装費も少なくなりやすいのでさらに初期費用が少なくなります。
求人に力を入れなくていい
冒頭でも書いたように飲食店は基本的に人手不足です。
そして求人にはかなりの労力を使います。
求人の心配をしなくてもよく、経営に集中できるのは非常に大きいです。
ただ1人でキッチン、ホールを全てこなすのはかなり大変なのでそこは覚悟しておきましょう。
このように書くと1人経営が魅力的に見えるかもしれませんがいいところばかりでもありません。
次はデメリットを書いていきます。
売り上げを伸ばすのが難しい
やはり1人ではオーダーをさばくのに限界があるためあまり客数を増やせません。
そうなると売り上げも伸びないですよね。
ただこれはメニュー内容や提供の仕方を工夫することでそこまで気にしなくても大丈夫です。
またそれなりにお客さんが入っているのであれば売り上げが仮に低くても自分が生活していくぐらいの収入は得れるはずなのでデメリットというほどでもないかもしれませんね。
トラブルが起きたときに対処しにくい
例えばお客さんがグラスを割ってしまった場合、ホールとして1人でも従業員がいれば対応してもらえます。
他にもちょっとしたトラブルであれば他の従業員に任せて自分が料理やホールを見るといったことができますが1人経営であればそうはいきません。
また急にトイレに行きたくなってしまった場合最悪店を閉める必要もでてきます。
このように営業中にトラブルが起きてしまうと致命的なのでその点は気を付けておきましょう。
まとめ
1人経営をされているところは最近増えてきているように思います。
飲食店をしたいけどどうしても人がそろわない。
こんな方は検討の余地があると思います。
ただ僕の感覚ではずっと続けれるスタイルではないかなぁという気がします。
それだけ1人でするのは負担が大きいからですね。
初めは1人でしていてある程度店が軌道にのりもう少しキャパを広げても大丈夫と思えたら違うテナントを借りて1人でもいいので従業員を雇って営業するのも意識してみましょう。
ではでは。
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