飲食店の自営業と聞くとリスクが高くマイナスのイメージを持つ方がいるかもしれません。
確かに
- 10年後に続いているお店は1割ほど
- 飲食店を自営している方は大変そう
このような現実を考えると、そう思ってしまうのも無理はないでしょう。
しかし僕は自営業をしてよかったと思っています。
それは会社員にはないメリットがあるからです。
そこで今回は個人事業主のメリットについて書いていきます。
あくまでも僕が考えるメリットなので全ての人に当てはまるわけではありませんが、参考にしてください。
自分の考えた料理を出せる

僕はここの想いが強く開業したといってもいいぐらいです。
雇われていたときももちろん新メニュー等で料理を考えていましたが、
試食した上司の
口に合わない
嫌いな食材が入っている
好みの味付けでない
このような理由だけでメニュー化されない事がありました。
お客さん目線で料理を指摘するのならまだ理解できますが、好みの違いだけでメニュー化されないのはかなり不満でした。
こんなことが繰り返されると、自分の考えた料理を出したい!という気持ちが強くなり、開業を意識するようになりました。
開業してからは自分が考えた料理をすぐにメニュー化できているので満足しています。
またお客さんの反応を見ながら料理を改善できるのでより良い料理が提供出来ていると思っています。
これは決定権が自分にある自営業ならではのメリットですね。
時間に融通がきく

僕は毎日9時前には職場につくようにしていますが希に寝坊等で遅れることもあります。
ただ誰にも怒られません 笑
もちろんランチのオープン前に仕込みが終わらないといけませんが少しぐらいの遅刻は関係ありません。

準備が間に合う時間なら問題なし
会社ではこうはいきませんよね?
出勤時間が決まっているので起きるのが遅くなると、朝ごはんも食べずに家を出ることもあるのではないでしょうか?
出勤時も、渋滞していることでイラつくこともあるはずです。
このイラ立ちは出勤時間が決まっていてその時間までに行かなければいけないからです。
そのため遅刻があってないようなものというのは本当に気分が楽です。
また閉店時間も
お客さんが少ない
体調が悪い
等の理由で早めることもできます。
当然のことながら、毎回早く閉店しているとお客さんが来店しにくくなりますが、たまにであれば自分のさじ加減で早く閉店することができます。
飲食店をしていると、めちゃくちゃ暇な日というのがあったりします。
こんなときに掃除をするのもいいですが、早く閉めて疲労を回復させる、といった時間の使い方もいいですよね。
掃除を「しなくてはいけない」だと精神的に疲れる。
掃除をしてもいいし、早く閉めてもいいという選択肢があるのが魅力的
休みを調整しやすい
飲食店で働いていると、風邪等で他のスタッフが急に休んだ時自分が休みの日でも代わりに出勤しなくてはいけない時があります。
これが精神的にきつく、休みの日の朝に職場から電話が鳴るとかなり嫌な気持ちになる人も多いと思います。

休みの日が仕事になるのはキツイね…
従業員を雇っていない自営業であればこのような心配はありません。
それどころか休みの日もある程度自由に選べるので
休みたい時に休める
旅行に行きやすい
イベントにも参加しやすい
というように休みの調整が比較的しやすいです。
娘が保育所に通っている頃、運動会が土曜日にありました。
通常飲食店で働いていると、土日祝は休めないことが多いと思います。
しかし自営業をしていたおかげで
店を休みにし、参加できました。
これには僕自身はもちろん子供も満足してくれました。
このように休みの日を選べるのはかなり大きいメリットといえるでしょう
経費を上手く使うことで節税になる

自営業は会社員と比べ節税がしやすいです。
節税と聞いてもあまりピンとこないかもしれませんが、税金を合法的に少なくすることは手取りが増えることを意味します。
また経費によっては生活費を下げることに繋がります。
例えば
携帯電話代
ガソリン代
は仕事で使っていれば経費として認められます。
ただプライベートにも使っているので全額経費にはならないので注意してください。

一部でもプライベートで使っているものが経費で計上できると生活費は少くすむね。
会社員は安定しています。
ただ節税できる方法があまりなく、税金はかなり取られていることが多いです。
税金の知識を高めていくほど自営業のメリットは大きくなるといえますね。
こちらの記事も参考にして下さい。
まとめ
開業に対しマイナスのイメージを持つこともありますがそれ以上にメリットがあると僕は思っています。
ここに挙げたのはほんの一部で、この他にも個人事業主のメリットはあります。
皆さんはこのメリットを見てどうでしょうか?
少しでも開業したいと思ったのであればこれから一緒に学んでいきましょう。
ではでは。
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