突然ですが皆さんは自分のお店のファンはどれぐらいいますか?
常連客 ではなくファンです。
この2つの言葉はよく似ていますが僕は違うと思っています。
お店のファンを増やすことは安定した経営に繋がるので長くお店を続けていきたい方には参考になるはずです。
最後には僕が試して実際に効果があったファンになってもらう方法も書いていますのでぜひ最後までご覧ください。
常連客とファンの違い
僕が思う飲食店における常連客とはその名の通り常連つまり定期的に店に来てくれる方です。
この定期的に、は人それぞれ感覚に違いがあるはずです。
週に1回、月に1回、中には年に1回でも必ず来てくれているのであれば常連客といえるかもしれませんね。
もちろん常連客はお店にとってありがたい存在です。
売り上げの8割を生み出しているのは、2割の常連客。
こんな言葉もあるぐらいです。
そのため飲食店では、いかに常連になってもらうか、そしてその数を増やすかを考えています。
そんなありがたい存在の常連客ですがファンの方とは決定的に違う所があります。
それは来店動機です。
来店動機が大切な理由
常連客の中には
職場から近い
家までの帰り道の途中にある
このような理由で来店される方もいます。
要は来店動機がお店が好きだからではないということです。
流石に常連客となるぐらい頻繁に来店してくれるのであれば、近さだけで選んでいるのではなく、味や価格等も含めて来てくれているとは思います。
しかし「近さ」が1番の理由であれば
職場が変わる
家から遠くなった
こうなった時に来てくれなくなる可能性があります。
これを防ぐには「ファン」になってもらう必要があります。
ファンとは僕の考えでは店を応援してくれている人 です。
次にファンが大事な理由を深堀りしていきます。
お店を支えてくれる
お店のファンとなると来店の回数は多くなくても場所等関係なく来てくれます。
それはお店の味、雰囲気、人柄等トータルで気に入ってもらえてるからです。
これは店側とお客さんとの信頼関係ができているからこそだと思います。
僕の場合、以前の職場のお客さんが何度も来てくれたことがあります。
これは正に「ファン」になって貰えているからだと思います。
そしてこちらの方達は今のお店が移転しても恐らく来てくれると思います。
もちろん僕がこの信頼関係を壊さないように努力していく必要はありますがファンの方はかなりコアなリピーターといえます。
お店を助けてくれる
ファンの方はお店側の目線も持ってくれているので
店が忙しい時だと時間を改めて来店してくれる
他のお客さんの料理を先に作るように言ってくれる
このようにお店を助けてくれます。
また差し入れを持ってきてくれたり、なかには旅行に行った際にお土産を持ってきてくれたこともありました。
お客さんとして来てくれるだけでも嬉しいのにここまでしてくれるなんてありがたいですよね。
ファンの作り方
ここまでファンの方の重要性に触れてきました。
ではどうすればファンが作れるのかというとこまめに話しかけるのがいいでしょう。
誰でも話をすることで親近感が湧きます。
これを来店してくれる度に続けることでお客さんも心を開いてくれるようになります。詳しくはこちらもご覧くださいお客さんと話をしよう!
しかし料理や接客にそれなりに満足してくれていることが前提です。
そうでなければいくら話かけてもファンになってくれることは少ないでしょう。
また今後ファンになってもらうためにも日頃から料理、接客のクオリティは高めておくことが必要でしょう。
まとめ
僕の店も「ファン」の方に何度も助けられました。
忙しい時は来店を改めてくれる
お店のことを考えてくれる
このような要素はただの常連客にはない方がほとんどだと思います。
お店のファンが増えると色々な面で助かります。
常連客も大事ですがファンはそれ以上にありがたい存在なので自分の店のファンをしっかり作っていきましょう。
もしファンが多くなればお店は安定し継続していけるはずですよ。
ではでは。