夫婦で飲食店を開業したいと考える方は多いです。
その一方で
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でも自営業って大変なんじゃない?
といった想いもありますよね。その他にも
- 収入は?
- 売り上げは?
- 生活はしていけるの?
色々な悩みがでてくるでしょう。
ただ実際に開業している人が周りにいなければなかなかイメージも湧かないですよね。
そこで今回は仕事の日、僕達夫婦がどのような生活を送っているかを書いていきます。
この記事を読むことで自営業をするとどのような生活スタイルになるかを具体的にイメージできます。
どのような生活になるかを事前に分かっていれば対策も出来るので、開業後に戸惑うことも少なくなるでしょう。
また記事の後半には夫婦で開業したお店の
- 売り上げ
- 収入
についても触れるので、最後までご覧ください。
- 将来夫婦で飲食店を経営したい
- 夫婦で自営業をしたときどのような生活になるか知りたい
僕の家族構成
初めに僕の家族構成にふれておくと、記事作成時で
僕
妻
長女5歳
次女3歳
です。もちろん妻は僕のお店で働いてもらってます。
僕は長女が生まれた時に開業しましたが、子どもが小さい時であれば子育てがかなり負担になってくるので対策が必要です。
子育てをしながらの自営業がどのようになるか知りたい方は、下記の記事を参考にして下さい。
夫婦でお店を開いたときの生活スタイル
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出勤時間
僕は9時ごろに、妻は子どもを保育所に送ってから9時半ごろに出勤し、各自でキッチンとホールの準備をしていきます。
自営業ということもあり「遅刻」はないので、大体の時間で出勤しています。
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〇〇時までに行かなければいけない!がないのは精神的にいいね
開業したばかりの頃は7時頃に出勤してましたが、効率を高め準備にかかる時間を減らせれたので出勤時間を遅らせることができました。
労働時間を臨機応変に変えれるのも自営業の強みでしょう。
僕は店のオープン時間である11時にあわせてある程度仕込みをします。
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なぜ仕込みを完全に終わらせないの?
それはオープンしてすぐに忙しくなることが少なく、営業が始まってからでもピークに向けての準備は終わるからです。
人によっては、オープン前に完全に仕込みを終わらせて営業中はオーダーだけをこなせる状態にしておく方もいるでしょう。
ここは仕事に対しての考え方なので自分の好きなやり方でいいですが、完全に終わらせようとするとどうしても出勤時間を早める必要があるので労働時間が長くなるのは覚悟しておきましょう。
自営業はどうすれば労働時間を減らせれるかを考えるのも大事
買い出しが必要になることもある
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個人の店であれば野菜等を中心にスーパーに買いに行くことがあります。
その方が業者より安く購入できるからです。
僕のお店だと
1週間に3日程はスーパーやドラッグストアに買い出しに行ってます。
まとめ買い出来る物は多めに買ってますが、冷蔵庫や物置場のスペースに限りがあるのでこれぐらいの頻度になってしまいます。
買い出しも往復の時間を考えると意外と負担になってきます。
頻繁に行く
- スーパー
- 100均
- ドラッグストア
等がお店の近くにあればかなり助かります。
物件の場所をどのように探せばいいのかわからないという方は、こちらの記事をご覧ください今後経営をする上でかなり重要。飲食店のテナントを探すポイントを紹介
ランチタイム
僕のお店はお昼が売り上げのメインです。
特に12時過ぎは来店が集中し、入れないお客さんもでてきます。
しかしこの時間帯は
- お昼休みに来てくれているので時間がない
- 周りに飲食店が多い
このような理由から満席だとお待ちいただけず、帰られることもあります。
また僕と妻の2人しかいないので、事前の準備をしっかりしておかないとかなり売り上げに影響してきます。
どうすれば帰られる前に案内出来るか?を考えるのは売り上げを伸ばすためには必要です。
ランチタイムは、いつでもオーダーに対応できるように仕込みは軽いものだけにしています。
時間がないお昼のお客さんを少人数でさばくのには準備と慣れが必要
アイドルタイムにしていること
僕の店ではランチ終わりからディナーの営業が始まるまで3時間あります。
この間に
- ディナーの準備
- 営業中にはできない大きい仕込み
- 帳簿の記入
等をしています。
ただどうしても疲れているときはゆっくり休むこともありますし、仮眠をとることもあります。
このように自分のペースに合った働き方ができるのが自営業のいいところですよね。
ディナーの営業から閉店作業
だいたい16時頃になると、妻がまた保育所に迎えに行くのでそれからは1人で作業をします。
ディナーは
子供が小さいこと
比較的お客さんが少ない
等を理由に平日は完全に僕1人での営業になります。
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1人で営業するのは大変じゃない?
もちろん大変です。
そのためお昼とは違い、極力営業中に仕込みをしなくてもいい状態にしています。
調理やレジ、新規の来店、これらが重なるとキツいですが意外となんとかなります。
もちろん客層や店の雰囲気にもよるのでどんな店でも1人で営業出来ると思いませんが
- 求人をだしても問い合わせがない
- 採用してもすぐに辞めてしまう
- 子育てを理由に奥さんが夜入りにくくなる
こういった可能性もあることを考えておきましょう。
ワンオペをするのであればこちらの記事が参考になります。
閉店作業は
- キッチンの掃除
- レジ合わせ
- ゴミ出し
が終われば帰るようにしているので、だいたい21時にお店を出れるぐらいです。
閉店作業を最低限にしているのはなるべく労働時間を減らすためです。
個人の自営業だと休みが少なく、体に負担がかかりやすいので労働時間を減らすことを考えるのは大切なことです。
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妻がしてくれていること
先ほど書いたように平日の夜、妻はお店にはきておらず子育てをしています。
しかしこの間にもSNSの投稿や事務作業をしてもらってます。
仕事がない時でも作業があるのは、夫婦の自営業ならではですね。
仕事終わりの作業の負担も意識しておく方がいいでしょう。
飲食店で働く奥さんは本当に負担が大きいと思います。
負担の内容や対策についてはこちらの記事をご覧ください。飲食店経営者の妻はしんどいのか?しんどい理由と解決策について
青色専従者について
実は妻のように家族が働いていても人件費は経費になりませんが、青色事業専従者給与という制度を使えば経費にすることができます。
簡単な書類を提出すればいいだけなので忘れず申請しておきましょう。
青色専従者についてはこちらの記事にまとめているので参考にしてください。家族の給与を経費にできる青色事業専従者給与とは?必要な届け出についても解説
夫婦で飲食店をしたときの売り上げ
売り上げは
- 店の規模
- 営業時間
- お客さんの入り方
等でかなり変わってくるので各お店で本当にばらつきがありますが、年間で1000万〜1500万ぐらいが多い印象です。
もしあなたが飲食店を開業した場合、どのぐらいの売り上げが必要なのか気になる方はこちらの記事も参考にして下さい。
夫婦で飲食店経営をした場合の収入
どのぐらいの収入が見込めるか?は誰しも気になるところでしょう。
飲食店経営者の平均年収はおよそ620万となっていますが、感覚的にはもう少し低い印象で300万~400万ぐらいが多い気がします。飲食店経営の収入についてはこちらの記事も参考にしてください。
収入を増やすためには利益を増やさなければいけません。
よく売り上げだけしか気にしていない方がいますが、意識すべきは利益です。
例え売り上げが高くても利益が出ていないと意味がありません。
利益について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
夫婦で飲食店経営をした場合のメリット
メリットは多くありますが、一番は夫婦で話す機会が増えることでしょう。
もし別々の仕事をしていれば、話をするタイミングが少ないのではないでしょうか?
子どもについて相談したくてもタイミングが合わずできない…といった悩みを抱えている方は多いですよね。
夫婦で経営するとほぼ一緒にいるので、色々なことについて話し合う時間は増えます。
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夫婦の絆は深まりそうだね
。
その他のメリットはこちらの記事を参考にしてください。
デメリットは?
夫婦で経営するデメリットも色々ありますが、1番はやはり保証が薄いということでしょう。
自営業はどうしても保証が薄くなりやすいので、対策はしておきましょう。
デメリットについてはこちらの記事を参考にしてください。
夫婦で起業した経験者が教える。夫婦で自営業をするデメリット3選
夫婦で飲食店経営をするならお互いに助け合うことが大切
今回は夫婦で飲食店をしたときの生活をイメージしやすいように、僕達夫婦の1日の流れを紹介するとともに売り上げや収入についても解説しました。
初めは今と違ってましたが、色々試してこのような形に落ち着きました。
どうでしょうか?大変なように思いますか?
個人的な感覚では自分のペースでできるので思いのほか楽です。
ただ、慣れるまではかなり大変でした。
妻と働き方について意見が合わなかったり、子どものことで悩んだり。
こちらの記事も参考にして下さい。
子どものことについての記事はこちらです。
『子育て世帯必見』飲食店なのに売り上げが高い日曜日を定休日にした理由
それらを乗り越えて今があります。
恐らく自営業を始めると大変なことも増えると思います。
お子さんが小さければ尚更です。
それでも自営業である以上決定権は自分達にあるので、自身が満足する働き方を考えればきっと自営業が楽しいと思えるはずです。
こちらの記事も参考にしてください
自営業で理想の働き方を手に入れましょう。
ではでは。