「夫婦で自営業だと子育ての時間がとれない…」
このような悩みを抱えていませんか?
仕事がなければ家で子供と一緒に食事したり遊んだりできるのに…
このように考える方は多い気がします。
子育ての時間を取るためにアルバイトに任せようとしても
- 人件費がかかる
- 適当な作業をされるのが嫌
- 旦那さんと上手くやれるか
このような心配もあり、なかなか任せれないですよね。
かといって奥さんが仕事となると
- 子供の相手ができない
- 寝かせるのが遅くなる
- 子供の生活リズムが不規則
このような悩みが出てきます。
生活のために仕事をしないといけないけど、子供のことを考えると家で過ごしてあげたい…
どちらの想いも理解できるからこそより悩んでしまいますよね。
分かります。僕達夫婦もそうでした
しかし色々な働き方を模索していくうちに、今では親と子ども達のお互いが満足のいく働き方ができています。
そこで今回は子どもが小さい時に開業し、子育てについて悩んでいる方に向けた記事となっています。
もし自営業と子育ての両立が難しいと感じているのであれば、参考になるので最後までご覧ください。
開業当初の営業スタイル
僕がお店を開業をした時は、娘が8ヶ月の頃です。
初めは娘が小さいこともあり
- アルバイトを雇って営業
- 入れなければ一時的に妻が入る
このように営業していました。
しかし
- アルバイトの確保が難しい
- アルバイトの意識が低く任せれない
- 妻だと気を使わず仕事ができる
このような側面から妻が入る回数が多くなっていきました。
妻がメインで働くようになる
娘が1歳になり保育所に入園したのをきっかけに、お昼は妻と二人で営業するようになりました。
ディナーはアルバイトが入っていないときに妻に出勤してもらっており、娘も連れて来ていました。
ディナー営業のオープンしてすぐは忙しさが落ち着いているので、その間に妻と娘がご飯を食べ、忙しくなるまで遊ぶ。
そして店が忙しくなり妻が娘に時間を作れなくなると
- You Tube
- 絵本
- ぬいぐるみ
等で遊んでいることが多かったです。
初めは大人しく座っていても時間が経つとグズることもありました。
しかし忙しければ相手ができなかったので、孤独感は凄かったはずです。
妻の実家はお店の近くにあったので娘を預けることもありましたが、かなり寂しそうにしていたので結局お店に連れて来ることが多かったです。
娘の負担を減らしてくれたおもちゃ
お店に連れてきたときは僕たち夫婦はもちろん娘にとっても負担がかかっていました。
そんな娘の負担を減らしてくれたおもちゃがすみっコパッドです。
子どもはすぐにおもちゃに飽きることが多いですが、すみっコパッドに関しては全く飽きず娘もずっとお気に入りです。
また
とオススメポイントが多いです。
子どもにお店にいても楽しく過ごして欲しいと思っている方には特にオススメです。
子どもの就寝時間が遅い
- 子どもの負担を減らしたい
- 子どもの睡眠時間を多くとらせたい
このような理由から少しでも早く帰る方法考えた結果
忙しさが落ち着くと営業時間内であっても妻と娘が先に帰るようにしました。
ただそれでもすぐには寝ず、23時頃まで起きていることが多かったです。
アルバイトが入ってくれ店に来ていない時でも、遅く寝る生活リズムに慣れてしまい寝る時間は変わらず23時頃です。
子どもなのに寝るのが遅く、睡眠時間も十分にとれていないことが僕達の悩みでした。
どのように働いたのか?
次は僕が試す中で一番バランスがよかった働き方を紹介したいと思います。
人それぞれバランスのいい働き方は違うと思いますが考え方の1つとして参考にしてもらえるとうれしいです。
平日はお店に連れてきて、土日祝は親を頼る
飲食店であれば、基本的に平日の方が忙しさは落ち着いていると思います。
そこまで忙しくない間に子供といる時間を増やすことは子供の寂しさを軽減できるでしょう。
一緒にご飯を食べたり、遊んだり。
その時間が短くても子供にとっては親と一緒に過ごせる大切な時間です。
もちろん親にとっても貴重な時間です。
ただ土日祝は忙しく、子供が放置されているような状態であれば子供自身も退屈です。
そうであれば
自由に遊べる
祖父母が近くにいる安心感
わがままを言える
などの理由から自分の親や配偶者の親に見てもらうのがいいでしょう。
実際、娘も自分でできることが増えてくるとお店でいるより妻の実家でいる方が楽しんでいました。
これが子どもや親にとってバランスのとれた働き方でした。
もし平日の夜も忙しくて時間がとれないとなれば、子供が小さいときだけでも休みの回数を増やすことも検討してみるのもいいでしょう。
売り上げも大事だけど子供との時間も確保するといいでしょう
仕事と子育て、上手くバランスのとれた働き方ができるといいですね。
そして現在僕は子供との時間を優先するため日曜日を休むようにしました。詳しくはこちらの記事に書いています。
1人でも営業できるように対策する
現在平日の夜はキッチン、ホール合わせて僕1人でしています。
これは
- 2人目が産まれた
- 子どものお世話が大変
- 子どもとの時間を作ってあげたかった
これらの理由からです。
もちろん始めはかなり大変でした。
特に妊娠、出産の時期は夫婦で経営している人にとってかなり負担が増えるので注意して下さい。
詳しくはこちらの記事です。
お客さんに迷惑をかけたこともあります。
しかし色々無駄を省き、自分自身が1人での営業に慣れてきたのもあり何とか対応できています。
そして子ども達は妻と一緒に過ごせ、生活リズムもよくなっています。
なかなか難しいとは思いますが「出来ない」ではなく「どうすれば出来るか?」
この発想が大事ですね。
1人での営業、いわゆるワンオペでの営業の仕方については下記の記事を参考にしてください。
子どものスペースを確保しておく
これは店を設計する時の話になりますが、子供用のスペースを確保しておくとかなりすごしやすいです。
そこで食事はもちろん、YouTubeを見たりおもちゃで遊んだりするだけで子どもの気が紛れます。
ホールに子どおもがいないとお店の雰囲気にも影響がないのもいいですね。
とはいえ完全に隔離するのではなく少し仕切りがあるぐらいでいいでしょう。
あまりにも隔離してしまうと子供が不安になるので気をつけてください。
設計段階で子どもがいなくても
- 食材や消耗品を置くスペース
- スタッフルーム
といった活用ができるので席数を少し減らしても作っておくのをオススメします。
夫婦と子どもお互いが満足のいく働き方を模索して実践しよう
子育てに対しての価値観は人それぞれです。
そのため今回僕が紹介した方法に抵抗がある方いるかもしれません。
ただ僕達夫婦においては娘のことも、仕事も両立できたバランスのいい働き方です。
子どもが小さいと自営業は大変だと感じるかもしれませんし悩むこともあると思います。
僕もかなり悩みましたし色々な方法を試してみました。
子どもからするとやはり親と一緒に過ごすことが1番いいでしょう。
ただ親が実際に働いている姿を見せれるのはいいことだと僕は思ってます。
親が働く姿をみるのはなかなか経験できないですよね
自分達の負担がかかりすぎずに子どもの負担も少ない。そんなバランスのとれた働き方ができるといいですね。
ではでは。