夫婦経営において最大の試練!パートナーが出産を迎えた時の営業はどうする?実例を紹介

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夫婦

僕は小さい飲食店であれば人を雇用せずに、夫婦だけで営業することをオススメしています。

夫婦で営業するメリットはこちらの記事をご覧ください。夫婦で自営業は難しい!?4つのメリットと成功の秘訣

色々なメリットがある夫婦経営ですが、今までの生活が一変するほどの出来事があります。

それは妊娠、出産です。

個人的には夫婦経営においてこれが最大の試練と考えているので、何か対策を立てておかないとかなり苦労するのは間違いありません。

2人目の娘は自営業を始めてから産まれましたが、かなり大変でした。

そこで今回は

  • 妊娠が分かってからの営業
  • 出産までの苦労

を書いていきます。

休みが取りにくい夫婦の自営業で、妊娠と出産をどのように乗り越えてきたのか知りたい方は最後までご覧下さい。

この記事はこんな方にオススメ
  • 夫婦で経営をしている
  • 今後、出産する可能性がある
  • 出産までの期間、どのように営業すればいいか知りたい

妊娠が分かった時のお店の状況

まずは出産を迎えるまでの僕のお店の状況をまとめてみました。

  • お店は3年目
  • 従業員は妻とアルバイト1人
  • 2歳の娘がいる

このときに妻の妊娠が分かりました。

妊娠してから大変だったこと

「大変」とひと言で表すのではなく、具体的にどのようなところが大変なのか見ていきましょう。

いつも通り働けない

当然のことながら妊娠すると体調の変化やつわり等から今までと同じようには働けないので、あなたがフォローする必要があります。

もし夫婦二人だけで営業しているなら、思ったより働けないなら売り上げが下がる可能性もあります。

売り上げが下がっても生活するためにはコストの見直しをしておかなければいけません。

  • 簡単に
  • 手間が少なく

コストを抑える方法として電力会社の変更があります。

電力会社を変更するだけで電気代が下がる可能性があり、結果的に利益が増えることにも繋がります。

僕は開業してから3回電力会社を変更しましたが、すべて安くなりました

  • 1度も電力会社を変更したことがない
  • コストを抑えたい

といった方はシミュレーションだけでもしてみるといいでしょう。

安くならなければ変更する必要はありません

電力会社を変更には注意点もあるので気になる方は下記記事を参考にしてください。

育児が増える

すでにお子さんがいる場合はさらに大変です。

育児のメインは奥さんだったと思いますが、出産を機に奥さんが入院をするとすべてあなたが育児をしなければいけません。

僕の妻が妊娠したときは長女が保育所に通っているときで、お風呂やご飯の準備に加えて送迎もしなくてはいけなかったので、かなりの負担でした。

奥さんという貴重な戦力が休んでいて仕事がハードになった上に、育児の負担まで増える。

小さいお子さんがいるのであればより大変になるので、親など頼れるところを考えておくといいでしょう。

育休はとりにくい

通常の会社だと育休として出産後1年ほどは休んでいると思います。

しかし自営業は育休はありませんし、夫婦2人でしているのなら休みたくても休めないということも起きます。

実際妻は出産1か月前まで働いてもらってました。

ただ無理せずできるだけゆっくり休めるほうがいいので、人を雇って奥さんの負担を減らしてあげるといいですね。

今後の営業をどうするか決める

妊娠が分かったときにしたことは今後の営業をどうするか考えることでした。

いつまで妻が出勤するのか、営業時間を短縮するのか等です

出産前の営業

僕の場合ではアルバイトを1人雇っていましたが

  • 週6入れる
  • 昼と夜両方入れる

とかなり働いてくれた子だったので、妻は出産予定日の1ヶ月前まで働いてもらいました。

予定日の1ヶ月前働いていたの!?

このように驚かれた方もいるかもしれません。

僕も出来ることならもう少し休ませてあげたかったのですが、人手不足もありできませんでした。

繰り返しになりますが、人を雇っていれば奥さんに無理のないように休んでもらえるので検討してみましょう。しかし求人については注意点もあるので下記記事を参考にしてください。

求人をかけたい、でもその前に知っておきたいアルバイトを雇う時の注意点

入院中の営業

妻が入院している間は

  • 営業はお昼まで
  • 営業終了後は長女のお世話

をしてました。

もし近くに親族がいれば、ここの負担は少なくなるので頼っていきましょう。

長女も妻と離れたことがなかったので、入院中はかなり寂しそうでした。

祖父母がいれば子供も寂しさが和らぎます。

子供のケアも大切にしましょう。

出産後の営業

出産した後もすぐには復帰できず、1年ほど休んでもらってました。

その期間は

  • お昼はアルバイトと
  • 夜は僕1人だけ(ワンオペ)

で営業してました。

そもそも夜の営業は妻が入院してから休んでおり、新しく夜のアルバイトが入れば再開する予定でした。

しかし求人が一向に集まらず、お客さんも夜の営業再開を望んでいる声が多かったので、ワンオペで営業するようにしました。

ワンオペでは限界があり満席になる前に入店をお断りすることもありますが、子どもと妻は一緒に過ごしてもらいたい。

その想いから1人でするようになりました。

ワンオペについては下記記事を参考にしてください。

【実体験】飲食店のワンオペ営業を成功させるコツと注意点

出産すると子どもがいない時に比べ奥さんの負担もかなり大きくなるので、復帰した後も今までと同じような働き方を求めない方がいいでしょう。

夫婦の自営業で出産を迎えるには対策が必要

夫婦だけで経営をしているのであれば、貴重な戦力が失われるので妊娠、出産はかなり大変な期間です。

この戦力を埋めるために手っ取り早いのはアルバイトを雇うことでしょう。

しかし昼、夜通しで働いてくれる方が少ないこと、また誰かが辞めても穴が空かないようにするためには数人雇う必要があります。

そして一通り出来るようになるまで教えなくてはいけません。

これらを妊娠発覚から出産までの数ヶ月でできるでしょうか?

さらにアルバイトを雇う以上給料が発生します。

仮に時給900円、昼夜3時間ずつ1ヶ月の営業日数を24日間とすると129600円となります。

結構大きい金額ですよね?

僕の知り合いでは出産して2ヶ月で保育所に預けて仕事に復帰していました。

ここは人それぞれの考えがあると思いますが生活をしていくにもそれなりにお金が必要になります。

そのため個人のお店であれば休む間もなく働くことも考えておきましょう

子供が出来ると今までの働き方を見直す必要があります。

その時になってからではなく、代わりに働いてくれる人がいるか、親族の助けは借りれるか等事前に対策しておきましょう。

そうすることでこの試練を臆することなく乗り越えれるはずです。

ではでは。

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