小さいお店であれば夫婦で経営をすることを僕はオススメしています。
詳しくはこちらをご覧下さい配偶者と働くのがいいのか別の会社で働いてもらった方がいいのか悩んでいる方必見!配偶者と働くメリット
色々なメリットがある夫婦経営ですが、今までの生活が一変するほどの出来事があります。
それは妊娠、出産です。
個人的には夫婦経営においてこれが最大の試練と考えています。
僕は妻と2人で経営しており、2人目の娘が産まれたのが自営業をしている時だったので妊娠、出産を経験しています。
そしてその時は相当大変でした。
今回は僕の場合、どのように営業したかを書いていきます。
これを読むことで、お子さんができた時にどのように営業していけばいいのかがイメージしやすくなるので最後までご覧下さい。
夫婦で経営をしている
出産までの期間、どのように営業すればいいか知りたい
僕の店の状況
始めに当時のお店は次のような状況でした。
▪お店は3年目
▪従業員は妻とアルバイト1人
▪2歳の娘がいる
このときに妻の妊娠が発覚しました。
今後の営業をどうしていくかを決める
まず妊娠した時点で今後の営業をどうするか考えました。
いつまで妻が出勤するのか、営業時間を短縮するのか等です。
僕の場合当時働いてくれていたアルバイトの子は昼、夜働いてくれ、更に週6で入ってくれる子だったので人手は少なかったですが営業はできたのでかなり助かりました。
結局妻は出産予定日の1ヶ月前まで働いてもらい、そこからは僕とアルバイトだけで営業するようにしました。

予定日の1ヶ月前働いていたの!?
このように驚かれた方もいるかもしれません。
僕も出来ることならもう少し休ませてあげたかったですが、人手不足もありそれができませんでした。
これが個人の大変なところです。
もちろん仕事といっても体に無理のない範囲で働いてもらいました。
また人や資金に余裕があるのであればもっと早めに休んでもらうこともできるので
各自の状況により判断するのがいいと思います。
入院中の営業
妻は帝王切開だったので予定日は決まっていました。
そして予定日の前日から7日間入院します。
長女の面倒を僕がみる必要があったのでこの期間はお昼まで営業し、終了後保育所に迎えにいきそこからお風呂やご飯を用意し、寝かしつける。このような流れです。
もし近くに親族がいれば、ここの負担は少なくなるので頼っていきましょう。
長女も妻と離れたことがなかったので、入院中はかなり寂しそうでした。
祖父母がいれば子供も寂しさが和らぎます。
子供のケアも大切にしましょう。
出産後の営業
無事出産が終わりましたが、退院した後もすぐには復帰できません。
産後1年程休んでもらいました。
その期間お昼までの営業をアルバイトと2人でこなしていました。
そして夜の営業は新しくアルバイトが入った時に再開するつもりでした。
しかし求人が一向に集まらず、お客さんも夜の営業再開を望んでいる声が多かったので、夜は僕1人で営業するようにしました。
実際1人では限界があり、満席になる前に入店をお断りすることもあります。
それでも平日ぐらいは子供と妻が一緒に過ごしてもらいたい。
その想いから1人でするようになりました。
子供がいない時に比べ妻の負担もかなり大きくなります。
その事を考えると復帰した後も今までと同じような働き方を求めない方がいいと思います。
出来ることならアルバイトを雇うことを検討しましょう。
アルバイトを雇うのであればこちらの記事も参考になると思います。
求人をかけたい、でもその前に知っておきたいアルバイトを雇う時の注意点
まとめ
夫婦だけで経営をしているのであれば、貴重な戦力が失われるので妊娠、出産はかなり大変な期間です。
この戦力を埋めるために手っ取り早いのはアルバイトを雇うことでしょう。
しかし昼、夜通しで働いてくれる方が少ないこと、また誰かが辞めても穴が空かないようにするためには数人雇う必要があります。
そして一通り出来るようになるまで教えなくてはいけません。
これらを妊娠発覚から出産までの数ヶ月でできるでしょうか?
さらにアルバイトを雇う以上給料が発生します。
仮に時給900円、昼夜3時間ずつ1ヶ月の営業日数を24日間とすると129600円となります。
結構大きい金額ですよね?
僕の知り合いでは出産して2ヶ月で保育所に預けて仕事に復帰していました。
ここは人それぞれの考えがあると思いますが生活をしていくにもそれなりにお金が必要になります。
そのため個人のお店であれば休む間もなく働くことも考えておきましょう。
子供が出来ると今までの働き方を見直す必要があります。
その時になってからではなく、代わりに働いてくれる人がいるか、親族の助けは借りれるか等事前に対策しておきましょう。
そうすることでこの試練を臆することなく乗り越えれるはずです。
ではでは。
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