飲食店で働く旦那さんを支える奥さんって本当にしんどいですよね。
僕は飲食業界に20年以上関わり現在は夫婦で小さな飲食店を営んでいますが、正直思っていた以上に妻にかかる負担は大きいと感じています。
実際僕の妻も
「仕事ばかりで疲れた…」
「ゆっくり休みたい…」
とよく口にしており、働くのが嫌すぎて過去に1度だけ何の連絡もなく仕事に来なかった日もあります。

お店のことを考える余裕もないほど「しんどい」と感じていたのでしょう
今回はそんな妻の言葉や姿から感じた「飲食店経営者の妻のしんどさ」を、お伝えするので
- ご主人が飲食店経営者で疲れる…
- これからご主人が飲食店経営者になる予定
といった方には、参考になるでしょう。
またしんどさを楽にするための対策として
- しんどいを声に出す
- 労働時間の短縮できないか考える
- 子育てを協力してもらう
- 夫婦の時間を持つ
- あなただけの休みも作る
- どうしても「しんどい」なら転職を検討
主に以上の6点を挙げています。
記事後半には僕たちがたどりついた上記の「ちょっと楽になる取り組み」について、詳しく解説しているので最後までご覧ください。

この記事で飲食店を支える奥さんの孤独や不安が少しでも和らげば幸いです。
- 飲食店経営者の妻がしんどい理由
- しんどいを解決する方法
- 飲食店経営者の妻であるメリット
また飲食に限らず自営業の奥さんは「自分ばかり我慢している気がする…」
そう感じてしまう方も多いと思います。
なぜこのような状態になりやすいのかは、こちらの記事で詳しく解説しています。▷自営業の妻が我慢ばかりになる理由 夫の本音と夫婦でできる4つの対策
私だけ?飲食店経営者の妻が抱える「しんどさ」の本当の原因

飲食店経営者の奥さんは客観的に見てかなり負担がかかっていると思うので、「しんどい」と感じる方が多いのも納得できます。
しんどいと感じる理由はいろいろありますが、主に
- 子育てをひとりですることが多い
- 自分だけ休めないと感じる
- 飲食店ハードワーク
- 労働時間が長い
- 収入が安定しない
- ご主人と一緒にいる時間が長くなる
以上の6つです。順番に解説していきます。
子育てをひとりですることが多い

飲食業は朝早くから出勤し、夜遅くに帰宅することが多いため結果的にワンオペ育児になりやすいです。
ひとりでの子育てはかなりの負担で
- ご飯も子どもが食べやすいメニューを考えて作ってもなかなか食べてくれない
- お風呂は体や頭を洗わないといけない
- お風呂からでても服を着るまでに時間がかかる
ようやく終わったと思っても食器の片づけ、洗濯など残っている家事を終わらせる。

このようなことをほぼ毎日ひとりでこなすのはかなりの労力ですね
自営業をしながらの子育ては十分に時間を作るのが難しく、悩みがつきません。
僕たち夫婦も子育てに関してかなり苦労しましたが、試行錯誤した結果、今では満足のいく形がとれています。子育てについて知りたい方はこちらの記事を参考にして下さい。
「自分だけ休めない」と感じてしまう
飲食店経営者の奥さんの中には
- 夫は自由に出かけているのに、私だけ休めない
- たまにひとりの時間がほしいと言うと、気まずくなる
といったことで悩んでいることもあります。
ご主人は休みの日に自由に出かけているように見える一方、奥さんは毎日のように子育てや家事に追われる。

このような状況が続くと「しんどい」と感じるのも当然です
たまには休みたいと思っても、子育てなどを理由に断られるケースもあったはずです。
不公平に感じる気持ちもわかりますが、ご主人自身は経営に集中したい側面があることを少しでも理解してあげるといいかもしれません。
そのうえで休みたい気持ちを素直に伝えるのも重要で、ポイントは短い時間から交渉すること。
急に
- 旅行に行きたい
- 友達の家に泊まりに行ってくる
このような提案だとご主人も心理的に難しいと感じやすいので
- 食事に出かける
- マッサージに行く
といった1時間~2時間程度の外出を積み重ねていけば最終的には自由な時間をとりやすくなるかもしれません。
ご主人自身もひとりでお子さんを見れるかが怖いと感じ、少しずつ慣れていけば抵抗がなくなってくるでしょう。
飲食業がハードワークのなので肉体的にしんどい
飲食業はどちらかというと身体的な負担が大きい業種です。
それを裏付けるように、飲食未経験のアルバイトが1日目で辞めることも珍しくありません。
キツいと感じる理由として
- 営業中は常に立ちっぱなし
- 繁忙店だと1日動き回ることもある
- 休憩も満足に取れない日もある
このような点が挙げられます。
他の業種が楽とは思いませんが、飲食業は肉体的な疲労が高いといえるでしょう。
労働時間が長いため余裕がなくなる
飲食業は労働時間が長く、12時間以上働くこともザラです。

個人的な感覚だと、労働時間が12時間より少なければ楽に感じます
労働時間に加えて
- 通勤時間
- 子育て
- 家事
このような時間を含めていくと、起きている間はほぼ何かの作業をしていることになるので、なかなか思うようにリフレッシュはできないはずです。
自分の時間がなければ精神的にも限界を感じやすくなるので、手遅れになる前に定期的に休みを確保するといいですね。▷もう限界…自営業の夫にストレス爆発!嫁が感じる本音と乗り越え方
収入が安定しないことによる精神的な負担
飲食店だけでなく自営業全般にいえることですが、会社員と違い収入は安定しません。

実際僕のお店でも収入が先月に比べ半分になったなんてこともあります。
収入が半分になったときでも労働時間は短いわけではなく、同じように仕事をしています。
つまり仕事の時間はほとんど変わらず収入だけが大幅に少なくなるということです。
仕事で疲れ、さらに子育てで疲れ、その上収入が低ければ「しんどい」と感じない方が少ないかもしれませんね。
ご主人と一緒にいる時間が長く、気が休まらない
経営者といえど、個人のお店であれば現場で働く必要があります。
もしかすると人を雇わずに家族だけで営業していることもあるでしょう。
その場合
- 仕事
- 休みの日
- プライベート
というように、ほとんどの時間をご主人と過ごすようになります。
「主人が嫌いなわけじゃないけど常に一緒にいるのはちょっと…」
「ずっと一緒だと気が休まらない…」
このような考えになるのは自然なことなので、精神的にストレスがかっているためのしんどさもありそうですね。▷夫婦経営なんて最悪…そう思った僕たちが今も続けられている理由
因みに夫婦で飲食店をした場合、どのような生活スタイルになるのかを知りたい方は下記の記事をご覧ください。
なぜご主人は妻のしんどさに気づけないのか?
なぜご主人は同じ仕事をしているのに、妻の「しんどさ」に気づけないのでしょうか?
そこにはご主人ならではの理由が影響していることが
次のパートではそのことについて深堀りしていきます。
仕事を頑張ることが家族のためだと信じている
ご主人はお店の存続ももちろんですが
何より家族を金銭的に支えなければいけない
という強い責任感を持っています。
そのため仕事を第一に考え、少しでも売り上げを伸ばそうとする。

僕は2016年から開業してますが、それでも
売り上げに対する不安は消えません
僕自身仕事を頑張ることが家族のためになると考えていたので、妻が疲れている姿を見ても「今は頑張りどきだから」と、十分なケアをしていませんでした。
もしかすると妻からすれば
「言い方がきつい…」「働かせすぎじゃない?」
と感じる瞬間があったかもしれません。
でもその裏には
- 家族に不自由をさせたくない
- 自分が家族を守らなければという責任感
- 経営が安定しているように見えても、心のどこかに常にある不安
こうした気持ちを抱えていました。
だからといって妻の「しんどい」を後回しにしていい理由にはなりませんが、経営者としてのプレッシャーを感じていることを、少しでも理解してくれると嬉しいです。
自営業は「休むこと」に強い罪悪感がある
営業は休むとその分収入が止まってしまいます。
そのため「休んだらいけない、働かないと」という感覚に常に追われがちです。
特に飲食店は開業に多額の費用がかかるケースが多く、「借金を早く返したい」という思いも重なることで、休むことへの恐怖心はより強くなります。

実際僕自身も、年末年始やゴールデンウィークなどは10連勤も珍しくありませんでした
また久しぶりに休んだとしても頭のどこかで店のことを考えてしまうので、完全にはリラックスできていない状態。
休みに抵抗を感じながら働き続けているうちに感覚が麻痺していき、気づけば仕事をするのが「当たり前」になるのが怖いところですね。
夫は「伝わっている」と思い、妻は「伝わっていない」と感じている
「長く一緒に働いているからこれぐらい言わなくても分かるだろう」
親しい夫婦ほどこのように考えてしまうことがあります。

僕も以前は、毎日一生懸命働いているのだから「家族のために頑張っていること」は自然と伝わっていると思っていました
でも実際には仕事の頑張りはわかっていても
「私自身の大変さは理解してもらえていない…」
と感じていたようです。
要は夫側は「伝わっている」と思い、妻としては「伝わっていない」ということ。
このような小さなすれ違いが積み重なると、お互いに不満を持ってしまうので、しっかりと話し合うのがいいですね。
夫婦の自営業者ほどこのようなすれ違いは多いと思います。
僕自身何度も妻とぶつかってきてきました。
だからこそ
- 夫側はどう考えているのか
- どうすれば気持ちが伝わりやすくなるのか
- 実際に夫婦で経営を続けるために工夫してきたこと
など、経験をもとに一緒に考えることができます。
「身近に相談できる人がいない」
「同じ立場の人の意見を聞いてみたい」
そんな方はココナラで相談サービスを行っていますので、お気軽にご利用ください。

サービスに関して気になる点があれば遠慮なくご質問くださいね
飲食店経営者の妻でもしんどくならない為の解決策
肉体的にも精神的にも負担がかかりやすいので「しんどい」と感じるのは無理もありません。
次はそんな「しんどい」を解決する方法を見ていきましょう。

まずは「しんどい」と声に出してみる
「しんどい」「もう限界かも…」
そんな気持ちを、ずっと自分の中に閉じ込めていませんか?

もしかすると過去に少し「しんどい…」と漏らしてもご主人には、相手にされなかったかもしれませんね。
それでも限界がくるほど、疲れているならもう一度伝えてみるべきです。
自分の気持ちを言葉にするだけで少し心が軽くなったり(心理学でも「感情ラベリング」と呼ばれていて、ストレス緩和にも有効だとされています)何よりご主人が真剣に改善を考えてくれるきっかけにもなります。
感情ラベリングについてはこちらの記事を参考にしてください。
夫婦経営の強みは信頼感。まずは今の想いを夫婦で共有するところから始めてみましょう。夫婦経営のメリットについてはこちらの記事を参考にしてください▷夫婦で自営業は難しい!?4つのメリットと成功の秘訣
ご主人を納得させる伝え方とは
「しんどい」と伝えるだけでは、なかなか効果がないのが夫婦間の難しいところ…。
特に飲食業のご主人は、毎日ヘトヘトで余裕がなくなっているケースも多いので、つい「こっちも疲れている!」となるかもしれません。
そこで意識したいのが伝え方の工夫です。
たとえば…
しんだすぎてもう嫌だ!→ 感情がぶつかり、余計にすれ違ってしまうことも。
「私も結構いっぱいいっぱいで…どうしたらお互い楽になれるかな?」
→ お互いを支える「チーム」としての提案になり、協力しやすくなる。
このように「相手の立場に配慮しながら、協力して解決する姿勢」を見せるだけで、ぐっと伝わり方が変わります。
また、伝え方の中にご主人にとってのメリットを入れるのも効果的です。
- 「私にもう少し休みがあると、気持ちにも余裕ができて家のことも穏やかにできると思う」
- 「少しゆっくりさせてもらえたら、あなた(ご主人)も気持ちよく働ける環境になるかも」
こうした伝え方については、ベストセラーの『伝え方が9割』(佐々木圭一著)でも紹介されています。
この本には「言い方ひとつで結果が変わる」実例が多く、夫婦関係にも応用できる内容が詰まっているので、お願いを受け入れてほしいと考えている方には価格以上の価値を感じるでしょう。

僕自身かなり納得できる箇所が多く「話を聞いてもらえない…」と悩んで知る方には参考になります
労働時間を減らせないか考える
しんどさの一番の理由は仕事がハードだから、で労働時間が減ることで改善することもあります。
具体例として、僕が開業したときは労働時間が14時間ぐらいでしたが
- メニューの変更
- 仕込みの効率化
- 閉店作業の見直し
などを考え抜いたことで、2時間ほど労働時間が短縮でき負担もかなり軽減されました。
- この作業はいらないのでは?
- こうすればもっと早く帰れる
この意識を常に持っておくと労働時間も改善されやすいです。
それも難しければ休みの日を増やしたり半日だけの営業を定期的にとる、というような強制的に労働時間を短縮してもいいでしょう。

僕も徐々に休みを増やしましたが、妻の負担がかなり軽減されています
アルバイトを雇う

あなたの労働時間を減らす為の手段として他の人に働いてもらうといった方法もあります。
完全に任せるのは精神的にも難しいと思いますが
- 週に数回だけでも入ってもらう
- 夜の営業だけでも入ってもらう
というように、短時間はいってもらうだけでもかなり負担は軽減されます。
アルバイトを雇うと聞くと

人件費を払うのが苦しい…
と思うかもしれませんし、利益があまりでていなければ、人件費を払うことに抵抗があるでしょう。

しかし
- もう働きたくない…
- 疲れた…
こんな状態で無理して働いても良い結果にはなりません。
それより人件費を払ってでも他の人に働いてもらい、その代わりしっかり休む方がお店にとってプラスです。

特に自営業は仕事をしがちになるので、無理やりでも休むように心がけましょう。
子育てを手伝ってもらう
子育てを1人ではかなりの労力がかかるので、可能な範囲でご主人にも手伝ってもらうようにしましょう。
仕事をしているとお風呂を入れたり寝かしつけるといったことはなかなか難しいですが、それでもできることはあります。
- 夜ご飯はお店で作ってもらう
- 家で必要な野菜を切る
- 朝食の準備をする

または仕事が休みの日だけでも子どもをみてもらうなどもいいですね。
ご主人だけでなくできるなら両親に手伝ってもらってもいいので、とにかく1人だけで抱え込まないように意識すればしんどさも軽減されるでしょう。
僕は次女がうまれてから妻と子どもの負担を軽減するため、平日の夜に限りワンオペで営業しています。
営業の仕方によってはワンオペがあなたの負担を減らしてくれる可能性があるので、興味のある方は下記記事を参考にしてください。
仕事は引きずらず夫婦の時間もちゃんととる
ご主人との関係も「しんどい」理由のひとつになっていると思いますが、それは夫婦の時間を確保することでグッと和らぎます。
僕がしていることを挙げると
- 休みの日に一緒にランチを食べる
- 「夫」として子どもの相談を真剣に聞く
などです。
いつまでも仕事モードだとお互いにしんどいですが、このように夫婦としての時間も大切にすると信頼関係ができ負担が軽減されます。

僕の場合、妻がテレビを見ているときにマッサージをさせてもらってます(笑)
ちょっとしたことが支えになるので、あなたたちのルールを作るといいですね。
あなただけの休みを作る
いくら子育てを手伝ってもらたとしても、主に子どもの面倒をみるのはあなた自身になるはずです。
仕事と子育ては本当に大変なので、あなただけの休みを確保するゆっくりできます。
たまには
- 飲み会
- 旅行
- ショッピング
といった娯楽が欲しいですよね。
息抜きもかねてあなただけの休みを作ることで、日ごろの「しんどさ」も緩和されるでしょう。
特にオススメなのはマッサージです。
マッサージは
- 疲労回復の効果が期待できる
- 代謝が良くなり老廃物が排出される
- 腰痛や肩こりが緩和される
等、肉体的な負担と精神的な負担のどちらも改善してくれる可能性があります。
さらにEPARKなら
- ネット対応なので自分の好きなタイミングで手軽に予約できる
- クーポンがついている
というメリットを受けることができます。
今まで大変な作業をこなしてきた自分へのご褒美に、またこれから仕事を続けるためにも身体のメンテナンスが必要なので

しばらくマッサージに行っていない…
という方ほど利用してみてくださいね。
転職も検討してみる
どうしても自営業がしんどい!
という方は自営業をやめて別の飲食店に転職する方法もありますが、その場合はホワイト企業に就職しやすくなるように転職エージェントを利用すべきです。
数ある転職エージェントの中でも
- 業界最大級の求人数
- 年間20000名を超える転職登録者実績
等のメリットがあるフーズラボがいいでしょう。
フーズラボについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
転職エージェントを利用すれば、自営業をしていたときより満足のいく働き方ができるかもしれませんね。
飲食店経営者妻のしんどいは解決できる!働く環境を整えて自営業を楽しもう
今回は、飲食店経営者の妻がしんどい理由と解決策について書きました。
飲食店経営者は
- 労働時間が長く
- 収入が安定しない
ので大変に思うかもしれませんが、僕は自営業をして良かったと思っています。
妻自身も「しんどい」と感じている時もありますが、僕が会社員として働いていた時より自営業の方がいいと言っています。

仮にあなたが飲食店経営者の妻になったことで「しんどい」と思ったのなら、今回お伝えした方法を試してみてください
自分の理想の働き方に合わせれるのが自営業なので、楽しいと思える環境を目指しましょう。
また自営業だと色んな悩みが出てくると思うので、そんな時は当ブログのお問い合わせフォームよりご連絡いただければ、無料で相談に乗りますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
飲食店の奥さんたちって本当にがんばってますよね。

僕たちも同じように悩み、支え合いながらなんとかやってきました。
僕のサイトでは「夫婦で経営するってどうなの?」「収入や働き方は?」
そんなリアルなテーマをまとめた記事もあるので、よければのぞいてみてくださいね。
ではでは。





