自営業の妻が我慢ばかりになる理由 夫の本音と夫婦でできる4つの対策

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夫婦
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今日もまた自分の気持ちにフタをして働いてませんか?

本当は別の仕事がしたいのに我慢して手伝っていても感謝のひとこともない…。

自営業の奥さんは「我慢」を当たり前と思っているのかもしれませんが

  • 仕事はフルタイムで働く
  • 子育てはほぼワンオペ
  • 遊んだり自由になれる時間はほとんどない

といった状態が何年も続くと「しんどい」と感じるのは当然のこと。

そのような事態にもかかわらず「自分さえ我慢すればうまくいく」と思いこみ、仕事をしている方も少なくないでしょう。

自分を犠牲にしてでも働く姿は感心しますがあまりにも無理が続くと、心も体も限界を迎えてしまう可能性もあります。

そこで今回は2016年から夫婦で自営業をしている僕が

  • 自営業の妻が我慢ばかりしていると感じる理由
  • ご主人さんの考え
  • 我慢ばかりの状況から抜け出すための選択肢

について実体験をもとに解説していきます。

あなたが我慢ばかりしないようになるために一番の方法は、今の気持ちをご主人に伝えること。

難しいのはわかりますが、改めて伝えることで変わる可能性はあります。

  • 仕事のことを考えると気が重くなる
  • 気づけば自分の時間がほとんどなくなっている
  • 「このままでいいのかな」と感じている
  • ふとしたときに、ご主人との負担の違いにモヤモヤする

といった方は心が軽くなるきっかけにつながるので最後までご覧ください。

「私さえ我慢すればいい…」と感じてしまう3つの現実

これまでの環境からあなたは我慢をするのが当たり前になっているかもしれません。

「本当は言いたいことが山ほどあるけど、今の環境だと私が口を閉ざすしかない……。」

このように考えて自分の気持ちを削りながらでも我慢を選んでしまう背景には自営業特有の現実がありました。

次のパートでは具体的に掘り下げていきます。

仕事・家事・育児…すべて背負う「年中無休の拘束感」

自営業をしているご主人は

  • 仕事を優先的に考える
  • 働く時間が長くなりやすい
  • 休みの日は取引先の方と交流

というように仕事に関わっている時間が多く、家事や育児は奥さんだけのワンオペになりやすいです。

そして仕事は当然のようにフルタイム。

仕事と家事、育児が重なると24時間働いている気になるかもしれませんね

仕事に休みの日はあっても育児などは毎日しなければいけないので、オフになれるときはありません。

「常に何かの作業がある」といった拘束感が続いてしまうと

「私が我慢すればいい…」

という考えに陥ってしまうかもしれませんね。

逃げ場がない…家族経営ならではの閉塞感

自営業の形態によってはパートナーだけでなく、義理の両親と一緒に働いているケースも多いですが、

家族経営だと「嫁」という立場をさらに苦しくさせます。

パートナーであれば本音をぶつけることもできるかもしれませんが、義父や義母だと我慢してしまう方もいるはず。

  • 仕事の進め方に違和感がある
  • 謎の「店ルール」がある

このようなことに気づいても波風を立てないように黙っているのかもしれません。

「仕事の同僚」である前に「義理の家族」という壁は想像以上高いもの。

「理想の嫁」を演じ続けために言いたいことも言わない、といった状況がよりあなたを追い詰めている可能性があります。

家族だからこその逃げれない雰囲気は、かなり大きいプレッシャーですね。

一番の味方のはずなのに…パートナーに「分かってもらえない」絶望感

職場では「従業員」としての役割を果たしていても、せめて夫の前だけは「妻」に戻りたい。

そう願うのは決してわがままではありませんが

  • 「しんどい」と口にしても「僕の方が大変」と取り合ってくれない
  • 仕事の話ばかりでプライベートな会話がほとんどない
  • 自分の苦しみを「大したことない」と片付けられてしまう

現実にはこんな場面も少なくありません。

一番理解してほしい人に気持ちが伝わらないとき、人は強い孤独を感じます。

忙しさや義両親との関係よりも「分かってもらえない感覚」が一番つらい

仕事の大変さは把握できても、「つらい」という気持ちまで理解してもらえないのかもしれませんね

なぜ夫はあなたの「我慢ばかり」に気づかないのか 自営業の僕の本音

あなたはご主人の言葉や態度に

「どうして分かってくれないの?」

と感じたことがあるかもしれません。

そのような言動になってしまう背景には、経営者ならではの不安があります

ご主人を擁護するつもりはありません。
ただ「どのような考えを抱えているのか」を、自営業の夫の立場から少しお話しさせてください。

売り上げのプレッシャーで妻のSOSに気づきにくい

自営業者の頭の中は

  • 来月の支払いは大丈夫なのか
  • 今後お客さんが来てくれなくなるかもしれない…
  • 家族の生活は守れるか

このようにほとんどがお店の存続や生活を安定させるために、売り上げについて考えています。

その結果、妻のちょっとした変化に気づきにくくなります。

「疲れているのかな」
「最近元気がないな」

そう感じたとしても、売り上げを優先してしまい休まず働いてしまいます。

妻のことを大切に思っていないわけではありません。

売り上げの不安は視野を狭くしてしまい、周りを気にする余裕をなくしてしまう

まずはこのことについて理解してもらえると嬉しいです。

妻の協力が「当たり前」になってしまう

自営業だと人員の関係で奥さんが手伝ってくれる場面も少なくありません。

最初は「助かった」「ありがとう」と感じますが、回数が増えるにつれ協力が少しずつ日常になってしまいます。

これは決して妻を軽く見ているわけではなく、自営業という環境がそうさせてしまう側面もあるのかもしれません。

「緊急時だけ」のはずだった妻の手伝いがいつの間にか「当たり前」になっていた

僕が開業したときは娘が小さかったこともあり

  • 基本的にはアルバイトと僕だけ
  • アルバイトが風邪などではいれないときだけ妻が出勤

というように話していました。

ただ何度か妻と一緒に働く中で気づいたのは、アルバイトに比べ僕の負担が軽くなっていること。

これならアルバイトを雇わない方がいいかも、と感じたのが正直な感想です

それから妻が入る回数が少しずつ増え、今ではアルバイトを雇っていません。

僕自身、妻と働くのが当たり前に感じてしまい、はじめ持っていた感謝の気持ちを忘れていました。

「手伝ってもらうのは当たり前じゃない」

といったことを改めて認識しておきたいですね。

妻の苦しさを「そこまで深刻ではない」と思っていた

開業してしばらくは金銭的な不安もあり月に1~2回ほどしか休んでいませんでした。

今では考えが変わり最低でも週に1回は休むようにしていますが、詳しい理由が知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。▷【警告】個人事業主が休みなしで働いてはいけない4つの理由と休むコツを解説

もちろん疲れはありましたが、それより不安が強かったので休みを削って働いてました。

はじめこそアルバイトがメインで入ってくれてましたが、少しずつ出勤回数が増えている中で妻が疲れているのは感じていました。

それでも

  • 今は頑張りどき
  • 僕の方が働いている
  • 1時間ほど早く帰っているから大丈夫

このような考えから特にフォローはしてませんでした。

しかし実際は僕が考えているより妻の苦しさは深刻だったようで、ある日何の連絡もなく仕事に来なかったこともあります。▷「もう無理…」飲食店妻がしんどくなる理由と、気持ちを軽くするコツ

経営者は売り上げやお店を継続させるのに頭がいっぱいで、働くことに麻痺しがち。

その結果、身近な人の疲れを深刻に考えないことも珍しくありません。

もしあなたが今つらいと感じているなら、我慢が爆発してしまう前にその気持ちをパートナーに伝えてみるのもいいでしょう。

もう「私さえ我慢すればいい」と思わなくていい。あなたが笑顔を取り戻すための4つの選択肢

繰り返しになりますが自営業の奥さんは我慢が多いです。

しかしずっと我慢しているとどこかで限界を迎えてしまう可能性があります。

そうなる前に対策をしなければいけません。

次のパートでは我慢することを辞めてあなたが悩まなくてもいい方法を紹介します。

まずは「今しんどい」と正直に伝えてみる

あなたはもしかすると我慢ばかりしていて、自分の気持ちをパートナーに伝えたことがないのではないでしょうか?

「言わなくてもわかってくれる」と思っていても

先ほど解説したように、経営者の視野は意外と狭くなっていることが多く、身近な人の異変にも気づきにくいです。

そこでまず試してほしいのが「しんどい」と伝えてみること。

改めて今の気持ちを伝えることで

  • あなたの心境を知ってもらえる
  • パートナーと気持ちが共有できる
  • 対策を考えてもらえる

と、今より気持ちが楽になる可能性があります。

ポイントはどういったところがしんどいのか具体的に伝えること。

あなたが仕事について意見しても、聞く耳を持ってくれなかったこともあるかもしれません。

ただ面と向かって「しんどい」と伝えるだけでも、パートナーの受け取り方は違ってくるので、まずは言葉にしてみましょう。

役割を一度見直す「夫婦ミーティング」をしてみる

家族の自営業だと役割が曖昧で

  • 手が空いた人がやる
  • 気づいた人が対応する

といった形で回していることも多いのではないでしょうか。

一見すると臨機応変に対応していてスムーズに感じるかもしれませんが、この状態は

  • 責任の所在があいまいになりやすい
  • どちらかに負担がかたよる可能性

といったデメリットもあります。

そのため一度「どの作業を誰が担当するのか?」を明確にするのがオススメ。

このとき大切なのは完璧に決めることではなく、お互いの負担や気持ちを共有することです。

「実はこの作業がしんどい」
「この時間帯が一番きつい」

といった本音を伝えることで、これまで見えていなかった負担に気づけることもあります。

まずは短い時間でもいいので落ち着いて話せる時間をつくり、今の役割を一度見直すといいですね

あえて「店から離れる時間」をつくる

自営業だと「お店を優先するのが当たり前」になりやすく、気づけば休む時間がほとんどない状態になってしまうこともあります。

特に家族で経営している場合

「自分が抜けると回らない」
「迷惑をかけてしまう」

と感じて無理をしてしまうかもしれませんが、少しでもお店から離れる時間をつくるのは非常に大切。

一度距離を置くことで

  • 心と体をリセットできる
  • 冷静に今の状況を見直せる
  • 気持ちに余裕が生まれる

といった変化が期待できます。

「お店から離れる」といっても、いきなり長期間休む必要はありません。

例えば

  • アルバイトやパートを一時的に増やす
  • 忙しい時間帯だけ人に任せてみる
  • 家族や周りに少し頼ってみる

といった形でも大丈夫。

実際に離れてみることで
「どの部分が負担になっているのか」
「どこを改善すべきか」
が見えてくることもあります。

もしかすると頭では「少し休んだ方がいい」と分かっていても

  • 旦那さんに言い出しにくい
  • 義理のご両親に気をつかってしまう
  • 自分だけ休むことに罪悪感がある

といった理由で、なかなか行動に移せない方も多いかもしれません。

ただ無理を続けてあなたの体調が崩れてしまうと、結果的にお店にも家庭にも影響が出てしまう可能性もあります。

短い時間からでもいいので、自分の負担を減らす方向で少しずつ調整していくことが大切ですね

お店以外の居場所がつくれたことで負担が軽くなった妻の実体験

僕の妻も自営業の閉塞感から孤独を感じていましたが、保育所のママ友や自営業の仲間と知り合えたことで精神的な負担はかなり減っています。

職場以外の人と定期的に交流することで

  • 悩みを共有できる
  • アドバイスをもらえる
  • リフレッシュにもなる

というように、心にゆとりがでているように感じます。

職場だけだと孤独を感じやすいので、別の居場所をつくれれば仕事にも前向きになれるかもしれませんね

それでも変わらないなら「自分を守る選択」も考えていい

ここまでお伝えしたように

  • 気持ちを伝える
  • 役割の見直し

といったことで状況が改善するケースも多くありますが、変わらない場合は無理をする必要はありません。

自分の気持ちを押し殺し続けてしまうと、心も体も限界を迎えてしまう可能性があるので

  • お店を手伝う頻度を減らす
  • 自営業から一度離れる
  • 働き方そのものを見直す

といった「自分を守ること」を考えるのも大切。

知っておいてほしいのは、あなたが無理をし続けることではなく、長く安心して過ごせる状態をつくることです。

これからの自分のために、少し立ち止まって考えてみてください。

我慢ばかりはやめてあなたの考えも伝えていこう

今回は自営業の妻が「我慢ばかり」と感じる理由と対処法にについて解説しました。

簡単におさらいすると我慢ばかりしてしまう背景は

  • 仕事以外の家事、育児の負担
  • 家族経営ならでは閉塞感
  • プレッシャーによるパートナーの視野の狭さ

といったさまざまな理由があります。

そのような背景を感覚的に理解しているからこそ、気づかないうちに「自分さえ我慢すればいい」という状態になってしまっている方も少なくありません。

しかし無理に我慢を続けてしまうと、心も体も限界を迎えてしまう可能性があり、それは家族とお店どちらにとってもマイナスなこと。

だからこそ

  • 自分の気持ちを言葉にする
  • 役割を一度見直す
  • 意識的にお店から離れる時間をつくる
  • 必要であれば自分を守る選択をする

といったことが大切になってきます。

我慢する場面も出てくるかもしれませんが、無理を続けてはいけません。

「今さら言いにくい」と感じるかもしれませんが、少しずつでも状況を変えていくことはできます。

まずはできることからで大丈夫。

「我慢」から解放されて自分らしい日々を過ごしましょう。

ではでは。

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