自分でお店を持つとやはり流行るお店にしたいと思うはずです。
ただ流行るお店を作るのは難しく、運の要素が必要になることもあります。
近くに人が集まる建物ができた等ですね。
因みに流行るお店についてはこちらの記事をご覧下さい。
その逆にお客さんが敬遠するようなお店には共通の条件があったりします。
今回はどのようなお店がお客さんを遠ざけてしまうのか飲食に携わってきて20年ほどになる僕なりの視点で解説したいと思います。
今、お客さんが少ないと感じてるのであれば、この条件に当てはまっているかもしれません。
そしてその部分を改善することで、お客さんを増やすきっかけになるかもしれないので最後までご覧下さい。
お客さんが敬遠するお店の条件
まずは始めに結論からいきましょう。
お客さんが敬遠するお店は
▪汚い
▪怒鳴り声が聞こえる
▪お客さんをほったらかし
▪常連客にだけ贔屓をする
主にこの4点です。
順番に詳しく解説していきます。
汚い
これはイメージしやすいはずです。
食事をするところなので汚ければ食欲もなくなりますし、美味しく感じませんよね。
また使う食器がベトベトしていたり、卓上の調味料が汚れていたりすると、とても食事をする気分ではなくなります。
特に小さいお子さまが口にするものは気にされる方が多いです。
十分に注意しましょう。
意外と掃除ができていないのが店の周辺です。
入り口近くに草が生えていたり店の外にごみをまとめていたりすると、それだけでお店に入るのを躊躇うお客さんもいます。
店内の掃除だけでなく周辺にも目を向けて掃除をするといいでしょう。
怒鳴り声が聞こえる
自分のお店なので料理にこだわっている方も多いはずです。
そのため美味しく食べてほしい気持ちが強く、従業員の動きに対して苛立ちを感じることもあるでしょう。
ただ食事をしているお客さんからするとあまりにも従業員にキツく怒っているのは不快です。
それがどれだけ正しいことを言っていたとしても、お客さんからすると気まずいだけです。
注意をするのはいいですが言葉遣いや声のトーンには気を付けましょう。
お客さんをほったらかし
お客さんのことを全く気にせず淡々と作業だけをしているお店もあまりよくないです。
例えば取り皿やお冷が欲しい時に、お客さんが言われる前にお持ちするのと言われてからお持ちするのとではどちらがいい接客と感じますか?
間違いなく前者ですよね。
これは常にお客さんを観察しておくことでお客さんの言われる前に何がして欲しいか、分かるようになってきます。
しかしお店によってはお客さんのことを気にせず自分の作業だけに集中しているお店があります。
忙しい時ですぐに対応できなくても、「少々お待ちください」というように声掛けをしていればお客さんは安心できます。
しかしいくら呼んでも来てくれず、声かけもないとすれば不満に思うでしょう。
中にはこのお店には2度と行かないと思う方もでてくると思います。
そうはならないためにも、お客さんを観察する癖をつけておきたいですね。
日頃からしておくと忙しい時でも対応できます。
常連客にだけ贔屓をする
お店を続けて行くと常連の方も増えてきます。
常連の方は本当にありがたい存在ですし、顔馴染みになってい談笑することもあるでしょう。
時には余っている食材やドリンクをサービスすることもあると思います。
このようなやりとりはいいことで、より絆を深めるのに繋がります。
しかし他のお客さんがいる前でそうしてしまうと、不公平に感じてしまいお店に対して悪い印象を持つはずです。
なるべく他のお客さんがいない、もしくは少ない時にだけそうするのがいいですね。
僕も常連の方にサービスをする時は、近くに他のお客さんがいない時にするようにしていますしています。
談笑をする時も他のお客さんに気を配りながら放置されていると感じさせないことを意識しています。
因みに僕は「常連客」ではなく「ファン」を獲得する方がお店にとっていいと考えています。
詳しくはこちらの記事です。
まとめ
今回はお客さんに嫌われかねないお店の特徴を挙げてみました。
どれも分かってはいるんだけど当てはまってしまっている、こんな方もいるはずです。
この他にも
▪店内が暑すぎる、もしくは寒すぎる
▪換気が不十分
▪現金だけしか使えない
このようなことも嫌がられます。
ただこれらを改善するには機械の導入等に費用がかかってしまいます。
そのため今回はあえて費用がかからないものを挙げてみました。
これは今すぐにでも改善できることを意味します。
もし集客に悩んでいるのであればまずは上記の例に当てはまっていないかを確認してみましょう。
そこを改善するだけでもお客さんが増えるはずです。
お客さんの嫌がるポイントを抑えて「流行るお店」を目指しましょう。
ではでは。
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