飲食店にとって台風が近付いてくると営業をどうすればいいか悩むでしょう。
選択肢としては
- 台風が来ても変わらず営業する
- 台風の状況により休むor営業時間の短縮
- 台風の日は休む
このようなところです。
恐らく会社員の方であれば台風の日でも仕事だと思いますが、自営業であれば自分の判断で休みにすることもできるので迷ってしまいますよね。
もしかすると
台風の日でもお客さんが来てくれるなら営業してもいいかな
とも考えているのかもしれませんね。
僕は自営業をしてからも台風の日に営業をしたことがありますが、今回はそのときの経験をもとに
- 台風の日の営業はどうすればいいのか?
- 僕が実際に台風の日に営業してみてどうだったのか?
この2点について解説していきます。
今回の記事でこれから台風の日の営業はどうするべきなのかがわかるようになるので最後までご覧下さい。
また、あなたが会社員で
台風の日に出勤させられる会社では働きたくない
と思っているなら、転職サイトで求人を見てみるといいでしょう。
台風の日は忙しい?
僕これまでいくつかの飲食店で働いてきました。
当然台風の日の営業も経験したことがありますが、忙しさは
- 業態
- 台風の強さ
- 周辺店舗の状況
等によって変わってくるのでまずは業態ごとの忙しさを確認しましょう。
ホテルの場合
僕がホテルで働いていたときは日によって差がありましたが、基本的に忙しかったです。
忙しい理由は宿泊されているお客さんが外に出れないからですね。
因みにホテルの調理師はなかなか大変です。
どのように大変なのかはこちらの記事をご覧ください。
フランチャイズの場合
フランチャイズで働いていたときは普段の売り上げより2割ほど落ちるぐらいでめちゃくちゃ暇という日はありませんでした。
フランチャイズはどんなときでも営業していますよね。
そのイメージがお客さんにもあったのでしょう。
台風の日でも思っているよりお客さんが来てくれる、というのが僕が持っている印象です。
ダイニングバーの場合
僕は1年ほどですがダイニングバーで働いていたこともあります。
短い期間だったので台風の日は多くありませんが、忙しくありませんでした。
お店があった場所はいわゆる飲み屋街だったことが影響していますね。
確かにわざわざ台風の日に歩いて飲食店に行くひとは少ないでしょう。
個人のお店で台風の日に営業してみて
僕は自営業をしてからでも台風の日に何度か営業したことがありますが、あまり忙しくありませんでした。
恐らくですが
個人のお店だと営業していない
とお客さんが思っているからでしょう。
実際僕の地域の個人のお店はほとんど休まれていました。
今ではSNSを使うことで営業しているかどうかを告知することはできるので
個人のお店でも普段ぐらいの売り上げを達成する
のは可能でしょう。
それでも無理に台風の日に営業しなくてもいいと僕は思っています。
台風の日に営業するデメリット
なんだか定休日以外に休むのもなぁ…
休むとせっかく来てくれたお客さんに申し訳ない…
このようなことを考えている方もいると思います。
しかし台風の日に営業するのはデメリットもあります。
それは
- 通勤が危険
- 仕込みが読みにくい
- アルバイトが不満を持つ
この3点を解説していきます。
通勤が危険
強風、豪雨であれば
・電車が時間通りに動かない
・普段通勤で使っている道が冠水している
というように普段とは違う通勤になることも珍しくありません。
場合によっては命の危険にさらされていることもあるでしょう。
そんな危険を犯してまでも営業しなくてもいいのでは?というのが僕の考えです。
仕込みが読みにくい
台風の日は暇なイメージがあるかもしれませんが、忙しい時もあるのでそれなりに仕込みをしておく必要があります。
一定数の仕込みをしているとすると
思った以上に集客ができなかった時は食材がロス
になる可能性もあります。
危険を犯してまで出勤したのに食材のロスが多ければ、なんだかやりきれませんよね。
アルバイトが不満を持つ
もしアルバイトを雇っているのであれば、なおさら台風の日は休む方がいいでしょう。
それは
台風の日に出勤したくない
と思う方がほとんどだからです。
アルバイトによっては車を持っておらず、自転車で通勤している方もいるでしょう。
そのような方は台風の日の通勤がかなり負担になります。
「行けない」と連絡が来る場合もありますが、シフトに入っているため出勤しようとしてくれる方もいます。
それでも内心は
できれば休みたい…
だと思います。
また台風の日に出勤させてしまったことで、仕事を辞める恐れもあります。
貴重な人材を失ってしまわないためにも無理して営業しない方がいいかな?と思います。
また、台風の日に営業するお店で働いていて不満があるなら職場を変えるのもアリです。
都内が中心になりますが飲食店専門の求人サイトについての記事がこちらにあります。
もしくは飲食に特化した転職エージェントの記事もあるので参考にして下さい。
休むかどうかの判断基準
僕は基本的に台風の日は休むようにしていますが、来てくれるお客さんがいるなら営業したいと考える方もいるはずです。
そのようなときは上記に当てはまらない場合つまり
- 問題なく通勤できそう
- ロスにならない程度の仕込みができる
- アルバイトを雇っていない
をこのような点を基準として考えるといいでしょう。
また営業、休業どちらの場合も決定した時点で店内やSNS等で告知しておくのを忘れないようにして下さい。
台風後の注意点
台風の後はトラブルが起きる可能性があります。
実際僕が経験したのは
- 店のWi-Fiが繋がらない
- ゴミ箱が飛んで行った
このようなことですが、停電が起こり冷蔵庫が動いていないといったこともあります。
台風の次の日は余裕を持って出勤するのがいいですね。
飲食店でも台風の日はできるだけ休もう
今回は
- 台風の日の忙しさ
- 個人の飲食店での営業判断
- 台風が過ぎた後の注意点
について解説してきました。
結論として個人の飲食店は台風の日は無理せずに休んだ方がいいです。
売り上げだけを求めるなら台風の日でも営業する方がいいでしょう。
しかし、台風の日の営業は色々なリスクがあることを忘れてはいけません。
台風の日は
普段疲れているからゆっくり休もう
このぐらいの気持ちでいるのがいいと思います。
こういう時に休めるように日頃から備えておくことも大切ですね。
ではでは。