自営業をするなら夫婦でしたいけど何だか不安…
このように感じている方は少なくないでしょう。
個人でするような小さいお店は夫婦で働くことも多いですが
- 収入
- 子育て
- 続けていける?
といった点から不安になるのも理解できますよね。
僕は夫婦で自営業はおすすめできると考えていますが、デメリットがあるのも事実。
そこで今回は夫婦で自営業8年目になる僕がデメリットと対策について解説するので、自営業を夫婦で始めたいけど不安になっている方は最後までご覧ください。
夫婦で自営業するメリットは別記事にまとめているのであわせてご覧ください。
夫婦で自営業をするデメリット
収入源がひとつしかない
夫婦で自営業をしている最大のデメリットは、収入源があなたのお店だけに限られるということでしょう。
これはもし
- どちらかが働けなくなる
- お店の売り上げが予想以上に少ない
と収入が減り生活が苦しくなることに繋がります。
自営業では突発的に働けなくなることは珍しくないので事前に対策しておきましょう。
一緒にいることが多くなる
夫婦で働いていると仕事の時はもちろん、休みの日もほぼ一緒にいるようになります。
僕の場合だと
- 買い出し
- 気になっているお店に行く
- 保育園への送迎
等、基本的には一緒に行動しています。
僕はあまり気になりませんが、常に一緒だと苦痛になる方もいるように思います。
どうしても一緒にいるのに抵抗がある方は、休みの日だけでも別々に過ごすといいですね。
自分だけの時間を確保してゆっくり休んでリフレッシュしましょう。
立場が対等
夫婦の自営業なので上下関係はなく、立場が対等です。
対等だといいたいことを言えるのでいいんじゃない?
と思うかもしれません。
立場が対等なメリットもありますが、注意をしても素直に受け入れにくいことにも繋がります。
僕のところもまさにそうで
僕が注意する
↓
妻はあまり聞いていないので同じミスを繰り返す
↓
同じミスなのでさらに強く注意する
↓
何度も注意されてモチベーションが下がる
というように悪循環になることもよくあるので、仕事の時は気持ちを切り替えて職場の人という認識で接するといいでしょう。
店の雰囲気にもしまりがでてきます
夫婦で一緒に働いていると喧嘩になることも多いですが、その対策としても上下関係を作っておくことは有効なのでオススメですよ。
収入源がひとつしかないことへの対策
収入源がひとつだけだとリスクが高いので対策が必要です。
具体的な方法をみていきましょう。
貯金を多めにしておく
一番単純で効果的な方法は貯金を多めにしておくことでしょう。
目安としては生活費の1年分ぐらいです
仮に生活費の1年分があれば1年間は収入が途絶えても大丈夫ということなので、精神的にもかなりゆとりができます。
欠点としては貯まるまでに時間がかかるということでしょう。
僕は開業したばかりはあまり休まずに貯金を優先してたこともあり、早めに目標金額に到達しゆとりのある経営を続けれています。
多少きつくても将来の不安を解消できる方がいい!
と考えるなら休みを減らすのもいいかしれませんね。
ただし、休みを長期的に減らすのはオススメできません。その理由についてはこちらの記事をご覧ください。
副業をする
副業を育てておくと収入源が増えることになるので有効な手段のひとつです。
日頃から副業をしておくことで
- 働けないときは多少でも収入があることにより安心感がある
- 働けるときは別の収入があることで貯金がしやすくなる
といったメリットがあるので早めにスタートさせておくといいでしょう。
保険を検討する
貯金や副業は難しい、時間がないと感じる方は就業不能保険を検討するのもいいでしょう。
保険は割高になることが多いので積極的にオススメはできませんが
- 貯金が不十分
- 働けなくリスクに不安を感じる
であれば入っておくのもいいかもしれませんね。
注意点としてはどのような場合に給付されるかは保険会社によって違うので、保険がおりる条件は入念に確認しておきましょう。
夫婦で一緒に働くデメリットは解消できる
今t回は夫婦で自営業をするデメリットと対策について解説してきました。
再度まとめるとデメリットは
- 収入源がひとつ
- 一緒にいることが多くなる
- 立場が対等
の3点でした。
僕の先輩はどうしても合わないためにアルバイトを雇って、奥さんは別の仕事をするようになった、という方もいます。
それも1つの選択肢でしょう
ただ、アルバイトを雇うにも注意点もあります。
僕はせっかく開業した自分のお店なのであれば、一番信頼できるパートナーと一緒に頑張る方がいいと考えています。
まずは夫婦で始めてダメなら他の手段を考える。
このような流れがいいのかな?と思います。
皆さんも自分の価値観で判断して下さいね。
ではでは。