こんにちは。
マー坊です。
開業して忙しさが安定してくるとこんなことを考えると思います。
アルバイトを雇わないと忙しくてまわらない
確かに夫婦2人だと売り上げにも限界があるのでアルバイトを雇って従業員の数を増やすことで忙しい店であればさらに売り上げを伸ばすことができます。
しかしちょっと待って下さい!
これからアルバイトを雇う前に気を付けることをかくので参考にしてください。
アルバイトを雇う時の考え方
アルバイトを雇うと人件費があがるのは皆さんもちろんわかっているはずです。
そのためアルバイトに入ってもらうとなると人件費以上の売り上げが必要になります。
しかし売り上げを伸ばすだけではダメで人件費以上の利益がないといけません
当たり前の話ですが売り上げをいくら伸ばしても利益がでなければ意味がないです。
基本的に売り上げがあがると利益もあがるので深く考えていない人もいます。
しかし店を経営するためには利益を考えないといけません。
極端な例であると売り上げが下がっても利益が伸びていればいいのです。(小さいお店ではなかなかありませんが)
とはいえこれは利益ベースの考え方の時です。
常に入ってくれている人を休ませる為に、例えば奥さんを休ませるためにアルバイトに入ってもらう。この場合であれば人件費以上の利益を求めなくてもいいでしょう。
奥さんが休むというのが目的だからですね。
といっても利益がでていないのにアルバイトに入り続けてもらうのは難しいのでやっぱり利益を出していく必要があります。
とにかくアルバイトを何のために雇うのかその目的をはっきりさせておくことがいいです。
アルバイトを雇う注意点
利益の面からみてアルバイトを雇うとしても注意点はまだあります。
それは
負担が大きくなる
お客さんが慣れる
労災をかけなければいけない
募集、教育が手間になる です。
これも解説していきます。
負担が大きくなる
飲食店は売り上げがあがるほど作業量が多くなります。
料理を作る回数が増えるので仕込みの時間が短くなる。
でも忙しいので仕込みの量は多くなり労働時間が増える。
これが毎回となると疲れがたまってくると思います。
そしてこれだけ疲れるのであれば会社員の方がいいと自営業をやめる人もいます。
確かに収入が増えてもその仕事がかなりハードであれば気持ちも続かないですよね。
そのため忙しくて今の人数ではさばけない為にさらにアルバイトを雇うというのは自分を追い込んでしまう可能性もでてきます。
それが嫌になるのであれば今の人数でさばける範囲のお客さんを入れて営業するのが結果としていいのかもしれません。
とはいえどれだけ忙しくても収入が多い方がいいというのであればアルバイトを雇いましょう。
お客さんが慣れる
従業員の人数が増えるともちろん今までより営業がスムーズになります。
着席してすぐにお冷やを持っていき、呼ばれればすぐに対応できる。
料理も早く提供できるかもしれないし、食べ終わりの食器を片付けるのも早くできる。
これらはお客さんにとって間違いなくプラスです。
それがきっかけで来店してくれる人もいるはずです。
でももしアルバイトが辞めてしまいしばらく今までより少ない人数でしないといけなくなった時今までより確実に遅くなります。
そうすれば来てくれなくなるお客さんもでてくるはずです。
僕の経験から元々人数が少なくて忙しい時、お冷や料理が遅くなってもそこまでお客さんは不満に思いません。
でも今まですぐにでてきてたものが遅くなるのはクレームに繋がったりします。
アルバイトを入れ人数が多い状態ですぐに用意されるのにお客さんも慣れてしまっているので起こる弊害ともいえますね。
労災をかけなければいけない
アルバイトでも働く以上は労災保険に入らなければいけません。
通勤時や仕事中に怪我をしたときにおりる保険ですね。
これは事業所が費用を負担しなければいけません。
金額はそこまで大きくないですが支払いの手続き等が面倒だったりします。
人を雇うと必ず入らないといけないので一応覚えておきましょう。
募集、教育が手間になる
アルバイトは求人を出してもすぐに来てくれず入ってもすぐに辞めることもあります。
アルバイトが1人で仕事ができるようになるまでそれなりに時間もかかると思います。
辞めてしまうと今まで教育にさいていた時間が無駄になってしまいます。
そうなるのであれば初めからアルバイトを雇わない、と決めておくのもいいと思います。
まとめ
アルバイトを雇って売り上げを伸ばす。
会社員であればこの選択は正しいと思います。
でも自分の店であれば無理に売り上げを伸ばすことにこだわる必要がないと僕は思っています。
それは売り上げを増やし続けると仕事の時間が増えやすいからです。
僕は仕事だけの人生は嫌でプライベートも充実させたいと思っています。
そのためには収入もある程度必要ですが働いてばっかりではいけません。
仕事とプライベート、どちらもバランスよく楽しみたいですよね。
なので売り上げを伸ばすことにこだわらず無理のない範囲で売り上げを安定させる。
そうすることでどちらもよくなると思います。
ではでは。