【起業の為の借金が怖い…】開業に踏み切るための考え方

スポンサーリンク

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

開業

自分でお店をしたいけど、借金を抱えるのが怖い…

このように考えて起業を諦める方は多いです。

飲食店の開業には1000万ほどかかると言われており、2年以内に50%が廃業するというデータがあります。

つまり1000万かけて作ったお店の半分が2年後に廃業しているということです。

仮に1000万が全額借り入れだった場合、わずか2年間で数百万の借金を抱えることになります。

起業を諦める方が多いのにも納得だね

そこで今回は起業をしたいけど今ひとつ踏み切れない方に向けた記事です。

  • 経験
  • 環境
  • 知識

も十分なのに資金面から起業できないと考えているなら、今回の記事が役に立つと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

起業に踏み切れない理由

多くの方が開業に踏み切れない理由として、借金をしてしまうのが怖いからだと思います。

確かに

廃業=多額の借金

このようにイメージする方は多いように思います。

しかし現実は、支払えないほどの借金を抱えるのは

  • 何も考えず開業した
  • かなり大きい規模で開業した

このような時だけでしょう。

開業についてある程度考えてそこそこの規模で始めれば、多額の借金をかかえるケースは少ないです。

借金が怖いと思う方はとにかく小規模で始めることを考えましょう。

借金が怖いと思うことへの対処法

いくら小規模で始めたとしても失敗すれば借金するんでしょ?

このように考えてしまい、開業に踏み切れない方もいると思います。

これを払拭するには

➀最大でどれぐらいの借金になるかを考える

➁借金を返していけるかを考える

この2点を考えておけば大丈夫です。

順番に解説していきます。

最大でどれぐらいの借金になるかを考える

基本的に借金は借り入れの金額以上にはなりません。

つまり基本的に借り入れ額=最大の借金となりますが、経営が上手くいかず追加で融資を受けた場合はこの金額より多くなることがあるので、なるべく避けるようにしましょう。

お店を続けたいがために追加で融資を受けると手元のお金は増えますが当然借金も増えます。

無事に返済できればいいですが、返済ができない可能性は高いです。

なぜなら今までの経営状況が悪いために追加で融資を受けなくてはいけなくなっているのに、数ヶ月分の運転資金を借りれたところで状況はそこまで変わらないでしょう

確かに飲食店は軌道にのるまで1年はかかるといわれているので、借金をしてもお店を続けることで売り上げが高くなっていく可能性もあります。

それでもあとから融資を受けるのは

  • 融資を受けるために時間を使う
  • 借りれたとしても金利が高い

といった点から止めておくのがいいでしょう。

そして軌道にのる前に資金がショートしないためにも、開業前の融資は多めを意識して下さい。

その金額が最大の借金です。

  • 追加で融資を受けると借金が膨らむ可能性がある
  • 早めに撤退することで借金は抑えれる

借金をどうすれば返済できるかを考えておく

最大の借金がわかればその金額が返済可能かどうかを考えます。

例えば

  • 廃業後別の会社で正社員として雇用してもらえた
  • 生活費は会社の給料で賄えている

このような状況で借金が200万だとすると

4年で返済する場合
  1. 1ヶ月の返済額は約42000円
  2. 本業以外に時給1000円の仕事をすると42時間の労働が必要
  3. この時間を確保できるか

このように考えます。(金利や税金は一旦無視しています)

もしできそうにないなら開業を諦めてもいいし、もう少し資金を貯めてから開業を考えるのもいいです。

開業が上手くいかなくて借金が残ったとしても、返済できるのであればお金の面では開業を恐れなくてもいいでしょう。

実際開業してすぐに廃業する確率は低いことを考えると抱える借金も想定より少ないはずです。

このように考えていくとお金の不安も和らいで開業に向けて進めるでしょう。

ただし

原状回復といって退去するときには基本的に物件をきれいにしなくてはいけません。

その費用は面積等によって変わってきますが1坪あたり2万~4万位は必要になります。

このための費用は確保しておきましょう。

次に雇ってもらえるところを考えておく

お店を廃業した後に雇ってもらえるところを探しておくとより安心できます。

僕は自営業にする前に働いていた会社の社長から

「ダメだった時はいつでも戻ってくるように」

と言って貰えていたので廃業しても家族を養ってはいけそうだなと心のゆとりに繋がりました。

これは

  • 実際に雇ってもらえるか
  • 希望する条件が通るか

等は不確実ですが精神的な安定剤にはなります

開業が上手くいかなかった時のために、就職先を早めに見つけておくと開業にも踏み切りやすいでしょう。

起業のための借金しないほうがいい?

もしかすると起業時に借金をしないほうがいいように思うかもしれませんが、僕は

  • キャッシュ(お金)が多いほうがリスクを抑えれる
  • 創業時でないとお金を借りにくい
  • 金利は比較的低い

との理由から借金をしておいたほうがいいと考えています。

借金は悪いものではないので上手く活用しましょう。

起業の借金が怖いなら対策を考えておこう

今回は開業はしたいけど借金が怖くてなかなか決断できない、こんな方に向けて書いてみました。

自営業は怖い面もありますし、簡単ではありません。

特に飲食店の開業は初期投資に数百万はかかるので安易な気持ちで開業するのは止めておきましょう。

ただ僕自身は開業をしてよかったと思っています。

自営業であるがために理想の働き方ができています。

もし開業に踏み切れないのであれば

  • なぜ踏み切れないのか理由を深掘りする
  • そのための対策を考える

これだけで決意しやすくなるはずです。

失敗のない開業をするためにもあらゆることに対して対策しておくことが大切ですね。

ではでは。

開業で失敗したくない方はこちらの記事を参考にして下さい。

『実例紹介』飲食店経営失敗の原因と対策についても解説

タイトルとURLをコピーしました