飲食店の光熱費は8%が目安!簡単にできる電気・ガスの節約術も紹介

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経営
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「飲食店の光熱費はどのくらいなんだろう?」

「もしかするとウチって光熱費がかかりすぎている?」

飲食店経営において、家賃と人件費は売り上げに占める経費の割合が大きいことで知られていますが、実は光熱費の目安は5%~8%ほどと、それなりに負担になってくる数字です。

しかし家賃や人件費と違い、光熱費は使い方や契約を見直すだけで数万円ほどの削減はそこまで難しくありません

仮に年間で3万円削減できれば

  • 店舗設備の入れ替え資金
  • スタッフとの食事会
  • 家族でのちょっとした贅沢

このようなことにも回せます。

反対にムダな光熱費を払っているとすれば、上記の機会を失っているということ。

このように考えると大きいですよね。

規模の大小に関わらず光熱費のムダは利益を確実に圧迫するので、できるだけ早めに最適化するのが重要。

そこで今回は小規模な夫婦経営のお店から中規模店舗まで、すぐに実践できる節約方法を具体的に紹介していきます。

僕は今回の内容を実践したおかげで光熱費の削減ができ、かなり楽に経営できるようになりました

収入を増やすには売り上げを伸ばすより、経費を削減するほうがはるかに簡単。

働く時間を増やさず収入を増やしたい方

  • 業界でも知名度が高い
  • 無料で複数の電力・ガス会社を比較できる
  • 申し込みが簡単

このようなメリットがある、エネチェンジを利用してみましょう。

まずは公式ページを確認してみよう

僕のお店の電気代とガス代を公開

実際どのくらいの光熱費がかかるかを具体的にイメージしやすいように、僕の年間の電気代とガス代を公開するので参考にしてください。

お店の情報としては以下の通りです。

  • 中華料理屋
  • 20席ほどの規模
  • 休みは年間で70日ほど
  • 水道代は地下水のためかかってない(規模を考え1万円として計上)

電気代(円)ガス代(円)合計(円)
1月197702127041040
2月273461922346569
3月195741718236756
4月204491898139430
5月197791914438923
6月213081846239770
7月206751902339698
8月290231885347876
9月382731704955322
10月324841704049524
11月317361822949965
12月221271810440231
合計302544222560525104

上記の光熱費で、売り上げに対しておよそ5%~10%ほどです。

感覚的には売り上げに対して5%ならかなり優秀

10%を超えていれば改善の余地アリです

もしこの水準より高いならどこかに見直すべき箇所があるはずなので、これからお伝えする光熱費を抑える対策をとりいれましょう。

飲食店の光熱費を下げるならまずは電気代から!簡単にできる節約方法

飲食店の光熱費を下げたいと思ったときに真っ先にとりかかるのは電気代。

飲食店は電気代が高くなりやすい業種ですが

  • 節電方法がいくつかある
  • 比較的簡単に下げれる

ので、今より安くすることは可能です。

今回はなるべく手間がかからない方法を紹介するので、本業が忙しい方もできそうなところから実行してくださいね。

一番オススメの方法は電力会社の見直し

最も簡単で効果が期待できる方法は電力会社の見直し。

特に電気チョイスなどの比較サイトは

  • 無料で
  • 専任スタッフが
  • 最適な電力会社を教えてくれる

ので、手間をかけずに電気代を安くできる可能性が高いです。

無料で使えるなんて怪しくない?

このような疑問を持つと思いますが、電気チョイスは

  • 上場企業が運営
  • 切り替え実績が6万件以上

と信頼性は十分。

現に僕は電力会社の変更で年間数万ほど削減できましたが、固定費が下がると必要な売り上げは低くくなるので、結果的に休みを増やました。

個人事業主なら休むのに抵抗がある方も多いですが

  • リフレッシュでき仕事に前向きになれる
  • 出かけることで視野が広がる

といった理由から、僕は積極的に休むべきだと考えています。▷【警告】個人事業主が休みなしで働いてはいけない4つの理由と休むコツを解説

僕も休み増やしてから働くのが本当に楽になりました

「休みたいけど休むのが怖い…」

このような方ほど電力会社を見直し、休みを増やすといいですね。

特に

  • 一度も電力会社を見直したことがない
  • これから開業する

といった方は電気代が下がる可能性が高いので、まずは問い合わせて休みやすい働き方の第一歩を踏み出しましょう。

安くならなければ変更する必要はありません

電気チョイスについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。▷電気チョイスでラクに電気代節約!メリット・手順・申し込み方法までやさしく解説

さらに比較したいなら「エネチェンジ」もチェック

電力会社を変更するなら比較サイトのエネチェンジもオススメです。


契約中の電力会社やプランを入力するだけで、複数の電力会社の料金を一括で比較でき、切り替え手続きまでオンラインで完結します。

エネチェンジの素晴らしいところは注意点まで説明してくれること。

僕が電話で問い合わせたときは、今は安くなるが一時的に高くなる可能性があることまで伝えてくれました


より慎重に電力会社を変更をしたい方は、電気チョイスとあわせて使うといいでしょう。

因みにエネチェンジにはガス会社の変更もできるので、気になる方はシミュレーションしてみるといいですね。

無料でシミュレーションしてみる

冷蔵庫のフィルターを定期的に洗う

冷蔵庫についているフィルターを洗わないとゴミが付着し、庫内を冷やすために余分な電力を使うので、結果的に電気代が高くなるケースがあります。

メーカーの推奨では1週間に1回。

通常の業務をこなしながらだとついつい後回しになりがちなので、フィルターを洗う曜日を決めてしまい、習慣化させるといいですね。

LEDに変える

店内で使っている電球をLEDにするだけでも電気代が下がる可能性があります。

またLEDは通常の白熱電球に比べ長持ちするので、交換の回数が減るのもメリット。

LEDの製品は少し値段が高く感じるかもしれませんが、それでも電気代や交換の手間を考えるとオススメできます

注意点として蛍光灯器具をLED化する際は、電気工事が必要になる場合があるので専門業者に相談するといいですね。

細かい節約術は他にもあるので、もっと電気代を下げたい方はこちらの記事を参考にしてください。▷飲食店の電気代はこう削減する!僕が年間2万円安くできた具体例と節約方法

ガス代も削減可能。都市ガス・プロパンそれぞれの節約方法

ガス代はラーメン屋のように、ガスを多く使う業種にとって無視できないほど大きい固定費です。

そもそもガスは以下のように分かれているので「自分のお店が都市ガスかプロパン(LPガス)」を正しく把握することが最重要。


都市ガス:供給網がある地域で使われ、料金は比較的安定しているが、プランや契約形態(法人向けプラン等)で差が出ることがある。


プロパン(LPガス):自由料金制で業者ごとの単価差が大きく、同じ地域でも料金に大きな開きが出る場合がある。

どちらのガスを使用しているかは請求書やガスメーターの表示を見るか、管理会社に聞けば教えてくれます。

それでは具体的な見直し方法を順に見ていきましょう。

都市ガスの節約方法はエネチェンジを利用する

都市ガスも電気代と同じように業者の変更が有効な手段ですが、利用してほしいサービスは「エネチェンジ」。

電力会社の変更パートでも紹介しましたが、エネチェンジはガス会社の比較もしてくれます。

感覚的には電力会社の見直しはしていても、ガス会社の変更はしている方が少ない印象。

比較をきっかけにガス料金を下げるチャンス。 

シミュレーションは無料でできるので安くなるところがないかだけでも確認してみるといいですね。

プロパンガスは料金が不透明!実は損しているかも?

もしあなたがガス料金の単価を把握してないなら、知らないうちに損している可能性があります。

飲食店で使うガスがプロパンガス(LPガス)の場合、料金は業者ごとに自由に設定されているため、利用者にとって非常に分かりづらいです。

実際、同じ地域・同じ使用量でも、契約している会社によって料金が1.5倍〜2倍近く違うケースも珍しくありません。

しかも長年同じ会社を使っていると、契約当初より単価がこっそり上がっているなんてこともあるので
プロパンガスは定期的な見直しは重要。

まずは今契約しているガス会社の「基本料金」と「従量単価(1㎥あたりの料金)」を確認してみましょう。

プロパンガスの単価が高いとわかれば他の業者に変更するべきですが、オススメの業者は日東エネルギーです。

対応エリアは

東京都、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県

と限られていますが

  • 配送の効率化
  • WEB明細にして郵送費などを削減
  • 切り替え仲介業者を通さず自社で対応

このような独自の取り組みでコストカットし、その分ガス単価を下げてくれています。

対応可能エリアにお住まいでガス代を下げたい方は下記から問い合わせてみるといいですね。

強引な営業はないので、安心してお問い合わせください


種火をつけずにガス代と火災リスクを抑える

ガスの種類を問わない節約として、種火をつけないのも有効な手段です。

飲食店では調理をスムーズに進めるためにコンロの種火を常時つけているはずですが、実際に種火が必要なのは調理を始める瞬間だけ

  • 忙しい時間帯だと続けて調理するため、種火が必要な時がほとんどない
  • 調理が途切れてもチャッカマンなどですぐに火をつけられる

このような理由から、種火をつけなくても意外と影響はありません。

つけなくなった初めはとまどいましたが、すぐに慣れました

営業時間や種火の数にもよりますが年間でみると数千円~1万円ほどはかかっているので、ガス代をとにかく抑えたい方にはいい手段です。

また種火をつけっぱなしにしておくのは、火災のリスクが高まっていることも忘れてはいけません。

効率を最優先したい方は種火をつけておくのも悪くない選択肢ですが

  • 火災のリスクを極力減らしたい
  • とにかくガス代を下げたい

方は、不要な時間帯だけでも消しておくといいですね。

余熱を利用してムダなガス代をカット

ガス代をよく使うのは煮込み料理は、余熱を上手に利用することで節約につながります。

ポイントはしばらく煮込んだ後、しっかりラップで密閉すること。

密閉できていると熱が逃げにくく、余熱が長く続きます

ただし食材によっては味や品質に影響する点には注意しましょう。

スープ寸胴の中に小さいポットを入れて一緒に煮込む節約術

もしあなたのお店で常に火にかけている寸胴があれば、その中にポットを入れて一緒に煮込めばガス代節約につながります。

僕はチャーシューを作るとき小さいポットにいれ、スープと一緒に煮込んでます

以前はチャーシューを別鍋で数時間煮込んでいましたが、この方法に変えてからはスープとチャーシューを同時に煮込めるため、ガス代を削減できました。

もしかすると寸胴の中にポットをいれることに、抵抗のある方もいるかもしれません。

その場合は煮込む回数を減らせばガス代削減になるので、ロスにならない程度に多めに仕込みましょう。

節水は“ほどほど”でOK。無理は禁物

光熱費のなかでも水道代は全体の経費に占める割合がそれほど大きくなく、過度な節水は

  • 作業効率の低下
  • 衛生的なリスク

につながる可能性があります。


何も考えずに水を使い続けるのはよくありませんが、最低限の節水を意識できれば日々の業務がスムーズに回ることを優先しましょう。

節水コマは作業効率を下げやすい

節水アイテムとして定番の節水コマ。

水道の吐水量を抑える節水コマはで水道代を抑えれますが、水圧が低下したことで洗い物がはかどらず余計なストレスを感じました。

水道代に関しても思ったより安くならなかったので、結局使わなくなりました。

節水効果と作業効率のバランスは気にしておきましょう。


食洗機は初期費用こそかかるが有効な場合も

水道代を抑えるのに業務用の食洗機は有効です。

購入費用は数十万と高額ですが

  • 水道代が抑えれる
  • 洗い物時間が大幅に短縮される
  • 洗い場にかかる人件費も削減できる

と、導入メリットは大きいです。


定期的なメンテナンス費用もかかってきますが、下手な節水に力を入れるぐらいなら食洗器を購入を検討しましょう。

まとめ 光熱費の最適化で、賢く利益を残そう

今回は飲食店の光熱費について解説するために、僕のお店にかかっている実際の数字を公開し、各項目の節約方法を紹介しました。

飲食店の光熱費の目安は5%~8%ほどなので、電気・ガス・水道を合わせると、経費の中でも意外と負担になってきますが

  • 電力会社やガス会社の変更
  • 日常のちょっとした工夫

で、無理なくコストを削減することが可能です。

特に使用している会社の変更は

  • 作業時間をほぼかけずに
  • 効果が出やすい節約方法

なので、定期的に見直しするといいでしょう。


日々の節約は積み重ねが大切ですが、契約を変えるだけでも年間数万円規模の削減が期待できます。

仮に3万円のコストが削減できれば、その分収入が増えたのと同じこと。

ぜひ今回紹介した方法を実践し、削減できた分を自分の好きなことに使ってください。

きっと今まで以上の満足感をえられるはずですよ。

ではでは。


ムダな経費は削って自分のために使おう
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