夫婦経営が最悪だといわれる4つの理由と強みについて

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夫婦

どうせ起業するなら夫婦でしたい!と考える方は多いですが、その一方で夫婦経営は最悪といわれることもあるので、悩んでいるのではないでしょうか?

僕は夫婦で飲食店を経営して8年になりますが、その実体験から感想をお伝えすると大変なこともあるがメリットも多いです。

そこで今回は

  • 夫婦での経営が最悪だといわれる理由
  • 夫婦経営のメリット
  • 夫婦経営をするときの対策

を解説していきます。

夫婦で上手く経営していきたいと考えている方は最後までご覧ください。

今回の記事の注意点

本来経営とは法人化している会社に使われる言葉ですが、この記事では便宜上、個人事業主でも「経営」と表記しています。

最悪、、、ストレスを感じる理由

まずは夫婦経営が最悪だといわれる理由を解説していくので一緒に確認しましょう。

常に一緒にいる

夫婦経営は仕事はもちろん休みの日まで一緒に過ごすようになります。

仕事のときはまだ我慢できても、休みの日に一緒に過ごすには抵抗がある方は多いでしょう。

ただ僕の場合でも特に予定がなければ妻と一緒に過ごしていますが、あまり気になりません。

常に一緒にいることがデメリットに感じない方は夫婦経営でも上手くいくかもしれないですね。

喧嘩が多くなることも

常に一緒にいることが原因で喧嘩が増えることもあります。

確かにお互いストレスが溜まっている状態で一緒にいると、些細なことでも喧嘩に発展するのはイメージできますね。

自営業の夫婦の喧嘩については別記事にてまとめているので、参考にしてください。

怒りのはけ口がない

夫婦経営ではほとんどの場合、従業員を雇わず2人だけで働くことが多いですが、そうなってくると不満が募ってしまう可能性もあります。

他に従業員がいれば話をすることで気を紛らわすこともできますが、夫婦2人だけではそれが難しいでしょう。

仕事の話ばかりになる

僕たち2人もそうですが、夫婦で一緒に働いているとよくも悪くも常に仕事の話をしています。

もしあなたが休みの日ぐらいは仕事のことを考えたくない、と考えているなら夫婦での経営は向いていないかもしれません。

収入が一つになる

夫婦で同じ仕事をしていれば収入源がひとつになってしまうので、何かの理由で働けなくなった場合は収入がなくなってしまいます。

自営業はリスクが高いといわれる原因ですね。

僕も自営業をして急に1週間だことは何度かあります。自営業でもリスクを減らすにためには収入源を複数持つことを意識しましょう。

休めないこともある

経営をしていると基本的に

働く→収入が増える

休む→収入が減る

ことになるので、休みをとらずに働き続ける方も少なくありません。

特に男性の方ほど休まないことが多いですが、女性の方からするとそこまで働きたくないと思っているかもしれませんね。

僕自身でも開業したばかりのときはほとんど休んでいませんでしたが、今では最低でも週に1度は必ず休むようにしています。

その理由については下記の記事をご覧ください。

夫婦経営でも上手くいくための対策

最悪だといわれる理由を理解すると

やっぱり夫婦経営はやめておこう

と思うかもしれませんが、対策はできます。

次は対策方法を見ていきましょう。

お互いの時間を確保する

夫婦での経営が最悪といわれる理由のひとつに「常に一緒にいる」ことを挙げましたが、別の言い方をすると、お互い自由な時間を定期的に作っておくことで対策できるということです。

僕自身の場合でもほとんどの週末に妻の実家に子どもたちを連れて行ってくれているおかげで、夫婦経営でも気になっていません。

実家に帰るのが難しければ

  • 休みの日は別々の行動をする(お互いに干渉しない)
  • 仕事の日でも定期的に早上がりを取り入れる

といった対策をとってもいいですね。

お互いの時間を確保できるようにルールを決めておくといいでしょう。

仕事とプライベートをわける

夫婦で経営するとどうしても休みの日まで仕事の延長になってしまいます。

そうなってしまうと、仕事とプライベートの境目がなくなり常に働いている感覚になることもあります。

家族の時間も大切にしてほしいです

夫婦で働くにはオンとオフの切り替えを上手くする必要があるでしょう。

僕のお店では忙しく、売り上げの高くなりやすい日曜日を定休日にしています。理由については下記記事をご覧ください。

事前にルールを決めておく

夫婦でのトラブルを防ぐためには仕事をする前に働くためのルールを明確にしておくことが大切です。

例えば

  • 仕事のときはお互いに敬語を使う
  • 喧嘩になっても一定の時間が過ぎればお互いに謝る
  • 誕生日は定休日にする

等ですね。

このようなルールを見えるところに貼っておくだけで、夫婦間の衝突は減らせるでしょう。

夫婦経営の強み

夫婦経営の悪いところを解説してきましたが、次は強みについても確認しましょう。

信頼感がある

夫婦経営の一番大きな強みは「信頼感がある」ということでしょう。

アルバイトの中には社員と変わらないぐらいに働いてくれる方もいるので、戦力という見方では無理に夫婦でせずに人を雇って営業しても問題ないように感じるかもしれません。

話す機会が増える

夫婦で一緒に働くと

  • 仕事の合間
  • 休憩中
  • オープン前の準備や片付け

上記のような時間を利用して話す機会は間違いなく増えます。

僕たち夫婦の場合だと

  • 子どものこと
  • 仕事のこと
  • 休みの日にどこに行くか?

このようなことについて話しているおかげでコミュニケーションをよくとれていますし、子どもについても共有できています。

しかし夫婦別々の仕事だとお互いの時間がすれ違って話す機会がないとかもしれませんね。

因みに夫婦の会話時間の平均は1時間30分というデータもあります。

個人的にはもう少しあった方がいいと思っています。

働きながら会話できるのは夫婦仲を深める面から見るといいことですね。

仕事の悩みが共有できる

お互い別々の仕事をしていると、パートナーが仕事について理解してくれないと思ったことはないでしょうか?

同じ仕事をしていると、悩み等を共有できるので夫婦の絆は深まりやすいです。

それだと仕事の話ばかりになりそうだね

と感じるかもしれませんが仕事の話といっても雑談ベースなので、そこまで嫌がることでもなく、同じ悩みを共有できたことが嬉しいですね。

休みを合わせれる

夫婦経営だと当然のことながら、休みを合わせやすいです。

休みが合わせやすいと

  • 旅行などの計画が立てやすい
  • 家族の時間が増える
  • 子どもの行事に参加しやすい

このようなメリットがあり、特に旅行に関しては個人的にも魅力を感じています。

それはホテルや施設の料金が安いときを選んで旅行をでき、そのような日は人が少ない。つまり施設を満喫できるのに料金は安いということですね。

普段日曜日に休んでいても旅行の際は安い日を選んで臨時休業にしています

人件費をコントロールしやすい

他の従業員を雇った場合のデメリットとして、簡単に辞めてもらうことはできないことが挙げられます。

忙しいときはいいですが暇になってくると人件費の負担は大きくなります。

夫婦だと暇で売り上げが悪くなっても自分たちの収入を減らすだけなので、人件費のコントロールがしやすいですよね。

そのようなことを考えると、夫婦経営は守備力の高い開業といえるでしょう。

ただし家族の給料は経費にするためには、青色事業専従者給与の届け出を提出しておかなければいけません。そこまで難しくないので早めに提出しておきましょう。

夫婦経営は最悪どころかオススメできる

今回は夫婦経営が最悪な理由について解説してきました。

再度理由をまとめると

  • 常に一緒にいる
  • 怒りのはけ口がない
  • 仕事の話ばかりになる
  • 収入が一つになる

以上の4点ですが、対策することはできるので夫婦経営を無理にあきらめる必要はないでしょう。

夫婦経営が最悪といわれるのもわかる気がしますが、僕はメリットの方が大きいと感じています。

夫婦の強みを活かすことで他の従業員を雇うよりいい結果になるはずなので

夫婦経営は最悪なのでやめておこう

ではなく

夫婦経営の悪い部分を対策して強みだけを享受しよう

このような考えでいくといいでしょう。

ではでは。

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