初期費用を格段に抑えれる間借り営業とは?デメリットも合わせて紹介

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開業

皆さんは間借り営業をご存知でしょうか?

間借り営業とは既存のお店の一部分を使わせてもらったり、既存のお店の営業時間外にその店舗を使わせてもらうことをいいます

例えば

お店で使っていないスペースを使わせてもらう

夕方まで営業している店舗の夜から自分が居酒屋として使わせてもらう

といったものです。

間借り営業ですが通常の開店に比べかなり初期費用を抑えることができます。

それは物件取得費、内装工事、厨房設備などが不要になるからですね。

これらが不要であれば数百万単位で初期費用が変わってくるので非常によさそうに思います。

数百万も変わってくるならかなり大きいよね。

しかし間借り営業にもデメリットがあります

その理由を解説します。

この記事はこんな方にオススメ

間借り営業を検討している

間借り営業のデメリットを知りたい

内装、食器類を自分の好みに合わせられない

間借り営業となると既存のお店の物を使わせてもらうようになります。

その為自分の好みは関係なく、内装や食器等その店主の好みに合わせなければいけません

料理人であれば食器にもこだわりたいはずなので、これを大きいデメリットと考える人もいると思います。

こうなるのであれば自分で思いきって開業するか、間借り営業するにしても自分の考えに近い店舗に絞る必要がありますね。

トラブルが起きやすい

間借り営業は現在営業している店舗を使わせてもらうので、そこの店主とトラブルが起きやすいともいえます。

例えば

▪掃除が甘い

▪物の配置が変わっている

▪引き継ぎが十分でない

といった些細なことでも何度も続くとトラブルになることもあるでしょう。

もしかすると金銭をとられていた、といったことまで起こるかもしれません。

間借り営業は、他人同士が店舗を共有し作業をします。

トラブルにならないためにも事前に店主と細かいところまで話合っておきましょう

もし食中毒が起こってしまった場合

間借り営業においてどちらの店舗が食中毒を起こしても2店舗とも休業しなくてはいけません

特に自分が原因で食中毒を起こしてしまうと、既存の店舗は営業時間が長い分、休業のダメージは大きくなります。

そのため通常より衛生面に関してシビアになることは意識しておきましょう。

逆に店主側が食中毒を起こしてしまい、自分のお店も休業しなければいけないことも覚悟しておく必要がありますね。

お客さんに認知されにくい

営業時間が違うとはいえあくまでも既存の店舗がメインになります。

間借りしているお店はお客さんからすると分かりにくく、認知されるのに時間がかかるでしょう。

これを少しでも避けるには

小さくてもいいので看板を用意する

SNSを活用する

等工夫が必要です。

特に初めは思うように集客ができないと思うので、お店をする前からしっかりと告知しておくのが大切です。

売り上げを伸ばしにくい

認知されにくいとはいえ長期間営業しているとそれなりに認知されてくると思います。

しかし間借り営業では既存のお店の時間外に営業するので、時間の制限や食材の在庫の関係で売り上げを伸ばしにくいです

その為収入を大きくするのが目的であれば、自分で開業することを検討しましょう。

間借り店舗の探し方

ここまでのデメリットを見てきても間借り営業をしてみたい方に間借りできる店舗の探し方です。

最近では間借り店舗を仲介しているサイト、バショコム軒先ビジネスがあります。

これらを利用することでスムーズに始めることができるはずです。

また中には自分の気に入ったお店に直接交渉して間借り営業を始めた方もいらっしゃいます。

その時は後々のトラブルを避けるためにも必ず契約書を交わしておくといいでしょう。

気に入った店舗の管理会社に相談することで書類を用意してくれるかもしれませんね。

まとめ

間借り営業は少ない資金でも実際に自分のお店を営業できるので、金銭面のリスクはかなり低いと言ってもいいでしょう。

独立のために経験を積む、とするなら悪くない選択肢とも思います。

ただ、ずっと間借り営業をしていくのは反対です

間借り営業で経験とファンを獲得できたのであれば自分のお店を持ちましょう!

その方がより楽しくやりがいも多いですよ。

ではでは。

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